この日は自宅の修繕に着手しました。
修繕箇所は多岐に渡りますが、順番があって今日は第一段階。
6月の末あたりにも書いた、塗装の剥がれを食い止めることです。
今後はと云うと、ベニヤの追い貼りは断念して再塗装に決まりました。
妹の彼氏君が建設に関わる人物であるため彼と相談したところ、
追い貼りは───
・資材調達の予算が増す
・接着剤を使うため失敗が怖い
・塗装ならば(なんとか)再挑戦しやすい
───と云うことで、シーラーを施しての再塗装ということに。
……しかし、石膏を剥がしてしまわないと再塗装も適いません。
そんなわけで石膏の除去に当たっては色々と調べたところ、
あまり選択肢はありませんでした。
最初はカーペットに使うコロコロ(粘着ローラー)を試しましたが、
ローラーを1回転させても石膏はペンキに比べて厚みがあるため、
2回転目は1回転目の石膏が"下駄"になって接着面に届きません。
よって転がし続けて剥ぎ取る手法は使えないと分かったので、
ヘラなどを使って地道に掻き取ることにしました。
古い塗装面などを剥がす場合、皮漉き(かわすき)という工具を使います。
ホームセンターなどでは「スクレーパー」という名前で扱われており、
大小様々にあるのですが……1本800円くらい。
高い!ので、母が持ち寄ってくれた道具は3種類。
[1] お好み焼きを引っ繰り返す「起こし金」。
[2] ホットケーキを引っ繰り返す「フライ返し」。
[3] いつ入手したのか憶えていない中華包丁。
……役に立ったのは[1]と[2]でした。
石膏は、天井の箇所によって劣化具合が異なります。
軽く撫でただけで剥がれる場合と、ガリガリ削る場合の2つ。
特に[2]は、金属製で上手いこと"しなる"ので力加減がしやすい。
結局、石膏は天井の半分くらいを掻き取ることが出来ました。
あと半分……涼しい内に済ませなきゃ。
- 2020/07/03(金) 23:59:00|
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