6月も終わりです。
私は副業でフォークリフトを運転するため、
長距離トラックのドライバーと話す機会が多いのですが……。
荷下ろしの際、明らかに到着先が異なるものを下ろすことになり、
妙だなと思って続きの貨物を見たところ───これも違う。
全てが他所の貨物であると分かりました。
「あの、このトラックって目的地が間違ってません?」
「はいっ?」
「この貼り紙、名前が違うから……たぶん奥の荷台のやつも」
慌てて指示書を確認する若いドライバーさん。
運送会社から発行されている指示書に間違いはないものの、
全貨物が数キロ先にある別の支所で下ろすべきものです。
「……えーっ……」
「ここは***支所なので、ずっと先まで走った所ですね」
「うーわ……どうしよう」
初めての業務担当ということで頭を抱えていました。
時間が勝負の物流業界で、こうしたトラブルは大きな痛手。
しかし、これは本人の落ち度と云うより指示書の発行ミスです。
「指示書の件は報告したほうがいいですよ、でないとドライバーのせいになる」
「ですね……すみませんトイレ貸してください」
「どぞ」
その後どうなったのかは分かりませんが、どうか大事になってませんように。
- 2020/06/30(火) 23:59:00|
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