月曜に通院してから数日が経ち、なんとか悪臭は治まりました。
結局、縫合の目的は切開部を閉じるほかに止血の目的があり、
とくに抜歯痕においては後者の意味が大きかったようです。
と云うのは、先日に抜糸するまでの開口部は1mm程度だったものが、
現在は直径1cmほどになり、"傷口"の程度としては拡大しています。
歯を抜いた痕は"土台"にポッカリと穴が開くわけで、
さすがに大きな穴を塞ぐ目的の縫合ではなく───
・砕けた歯根の除去
・腫瘍の疑いがある歯肉の切除
・歯槽骨に張り付いた歯肉の除去
───これらの施術でズタズタになり、出血も多いはずなので、
そこを完全に塞いでしまうと歯茎に血溜まりを残すことにもなりそう。
実際、施術後の出血はプリン状のカサブタとなって数日ほど残ります。
大きく開いたことで腐敗した血液なども押し流され、
噴火口のような抜歯跡からは悪臭が消えてしまいました。
ただし、ご飯粒などがスポッと入ってしまうのが困りもの。
痛みらしい痛みはありませんが、歯茎が違和感を訴えます。
匂いが解決したことに比べれば些細なことです。
来週の通院では、切除した歯肉に腫瘍の疑いがないかの結果が出ます。
これは最初の採取から2度目となりますが、今回は患部そのものなので、
その結果をもって腫瘍か否か、腫瘍だとして悪性か否かが分かるでしょう。
問題は他にも治療する歯があることですが……。
現在でも片方の奥歯を使って噛んでいますし、しばらく無理だろうなぁ。
- 2020/06/06(土) 23:59:00|
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