ようやく直近の仕事に決着がつきそうです。
4月からこっち、休みも返上し続けての2ヶ月間───長かった。
原因は私にあり、依頼の受注数を確認し損ねたのが全ての始まりでした。
同じ編集プロダクション、同じ監修さん、同じ仕様の仕事だったので、
発注数も同様であると誤認した結果、負担は2倍となりました。
交渉して〆切を3週間ほど先に設定し、その間に病理組織検査を挟み、
検査結果を経て仕事の合間を縫った抜歯となったわけですが……。
実は、抜歯そのものは医師が手を入れて2秒で済みました。
一方で私が処置室を出られたのは40分後。
この間、ずっと拷問を受けている気分でした。
10ヶ所に及ぶ麻酔、その麻酔を突き抜けて脳に届く痛み。
奥歯に4つある歯根の2本が砕け、それが遅効性の炎症を続けた結果、
徐々に下顎骨の一部(歯槽骨)を「ビー玉1個分」だけ溶かします。
すると、そこに歯肉が入り込んで下顎骨の内部に絡みついたため───
・患部に取り残された歯根の残骸を摘出(米粒1つ分くらい)。
・悪性腫瘍の疑いもあった歯肉を全切除(再び検査に提出)。
・歯茎を切開し、残った歯肉の欠片を骨ごと削り取る。
・患部を7針ほど縫合。
───という、大工事になりました。
気力を殺がれて当日は仕事にならず、翌日も副業を休みます。
先方に事情を話したところ、〆切が一週間ほど延びました。
そこで提出分の優先度を尋ねたところ「出来れば**を」と返され、
それを提出した結果、再び〆切が延びて29日……これが昨日のことです。
ここまで納期交渉(と云うより先方の配慮)が入ったのは初めてでした。
もう心身ともにボロ雑巾という感じ。
特急の打診が入ったものの、それは断って本日を迎えています。
久しぶりに畑で耕運機を駆り、精神的には少し余力が戻りました。
ところが、施術後の患部が炎症を起こしています。
土日は休診なので、来週月曜の再来で新たな処置を受けなくては。
母の占いで「5月は忙しい」とあったけど、本当だったな。
(記事を回復させる余力がないので、13~29日の記事は「お休み」とします。
どうせ仕事ばかりで書くことが少ないし、ローカル日記は続けているので、
あえて何か記録をたどる必要があれば挿入する予定です)
- 2020/05/30(土) 20:53:15|
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