買い物の道中に小さな野菜販売所を見つけたので寄ってみました。
隣接する畑で週末だけ定年前の利用者が設営する、ささやかな販売所。
我が家の用地を5倍くらいに拡大した畑で様々な野菜を作っていて、
近所にある大きな会社から徒歩で帰る社員が利用してくれるそうです。
奥さんから「畑への投資額を回収して」と云われて始めたのだとか。
広い用地には柑橘類もあって羨ましい限りですが、問題がありました。
「隣の借主がやめちゃって、流れで用地が2倍になってね」
「あの木から向こう側も? すごい」
「そう、広くなったんで地主がトラクターを入れてくれるけど……」
トラクターが動き回るには、それなりに片付いている必要があります。
よって、まとまった「何も植えていない用地」でないと進入できない。
スポット的に狭い用地を耕したい場合は───
「備中鍬で?!」
「ん、あれ一本でね」
「大っ変だ」
───ほかの手段が欲しいところ。
「小さい耕運機でもあればねぇ」
「あー……」
「買うと中古でも数万でしょ、お礼に菓子折りって話でもないから」
まだ間に合えば……。
「ちょ……っと、心当たりがあるので当たっておきます」
「本当?! よろしくお願いします」
その一時間後、先日の古参利用者に連絡を取りました。
「おっ、当てが出来そう?」
「いったん我が家で受け止めて、それから引き渡す形で」
「いいよ、じゃあ俺の用地から移動させといて」
結局、"3台目"として我が家が引き取ることになりそう。
とは云え完動品ではないので、そのまま引渡しは無責任。
そこで、我が家の用地には大きすぎる小型トラクターを渡すか、
修理を前提として3台目を渡すか、というところです。
前者は換装した発動機が惜しい……。
さて、どうなるかな。
- 2020/03/07(土) 18:23:00|
- DIY
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0