この日は母を散歩へ連れ出しました。
歩く機会が減っていることを本人も良くないと思っており、
道中での退屈を紛らわすため私が同行し、なんとか1時間くらい歩く。
これを始めると、大抵は夕方以降で違いが出ます。
歩かなかった日は夜になると「とにかく横になりたい」と訴えますが、
歩いた日は声に張りが出来て、もそもそと部屋を片付けたりするのです。
これを経験で自覚してしまったので、母も従わざるを得ないわけですね。
しかし、歳を経た上に運動不足になると普通の散歩でも消耗します。
「……とは云え、今日は疲れたわ」
「明日は休み。 また歩くのは明後日で、距離を少し減らすからね」
「はい」
父が生きていた時にも同じ方法で体力をつけさせました。
靴が履けなくなるほど足がむくんだ時、3日で元通りになっています。
「楽をしたい」とは云わないし思わないのが母です。
どうやっても仕事は無理だと云われるまで続けたがるので、
そこを息子として尊重したいと思います。
副業の後に歩き回るのは疲れますが、出来るだけ付き合おう。
- 2020/03/03(火) 23:59:00|
- 日常
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0