菜園で古参の一人が用地を解約することになりました。
私を除くと利用者の面々は例外なく年上で、その中でも特に仲が良く、
軽口も叩ける間柄だっただけに非常に残念です。
ついては引き上げるにあたり済ませておくことは何か、
用地から農具や雑草を除いたとして、最後に耕作する必要はあるのか、
そして私物である耕耘機の処分はどうするか、といったことを聞かれました。
とは云え、我が家も菜園間で一部用地を解約したことはありましたが、
完全に菜園から手を引いたことはなく、正確なところは分かりません。
「適当に雑草を引いておけば、あとは地主が大型耕運機を入れるはずだから」
「あ、最終的には(土を)引っくり返してくれるわけか?」
「そう、うちは自分で済ませるつもりだったけど地主がやっちゃった」
「あとは耕運機なんだよなぁ」
「直したんじゃないの?」
「あと一ヶ所を直せば動くけど、直しても俺が続けないからな」
「こないだ直したって云ってなかったっけ」
何度か修理にも出して使える状態にまで漕ぎ着けたのですが……。
この人が使っていたのは、2サイクルではなく4サイクルエンジンの耕運機。
よって劣化したエンジンオイルは新しいものと交換する必要があります。
その廃油を抜く穴を塞いでおく部品がドレンボルト。
このドレンボルトはパッキンでオイル漏れを防いでいますが、
パッキンが傾いたままボルトを締めたのか漏れが続き、
これを直さないまま現在に至っているというわけです。
「あんたの家で使えればとは思うけど、もう間に合ってるだろ?」
「たしかにデカいのがある……でも捨てるってのもなぁ」
「まぁ、ちょっと考えなきゃな」
我が家の耕運機は2台あり、うち1台は修理のために部品も用意しましたが、
転居で構えなかったので未だ放置しており、使えるわけではありません。
実質的な撤収は8日とのこと───とりあえず顔は出そうかな。
- 2020/03/01(日) 23:59:00|
- 菜園
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0