通信再開です。
予定していたよりも長くオフラインだったのは、
通信環境の再構築に手間取ったよりも、私の疲れが原因です。
30日夜、転居先で眠るかどうか考えた挙句にアパートで眠ると決め、
あらゆる私物を運び出し、がらんと殺風景な部屋の真ん中に布団を敷き、
わざと大の字で寝て天井を見つめると、その夜は奇妙に静かでした。
けたたましい暴走族の排気音やら通行人の大声やら、
ことさらの列挙にも飽いた様々な騒音が止み、年越しさながらの静けさ。
いつの間にか寝入ってしまい、いつもどおり副業のために起き出した時、
この日を境に二度と寝起きすることがなくなる部屋であると気づき、
お世話になった部屋と、良い"お別れ"が出来たのか考えました。
自ら始めた独り暮らしを自ら終える、叶えたい夢を諦めるような侘しさ。
人によっては、これが人生の伴侶と分け合う時機だったりするのかも。
さようなら、そして深く感謝。
足掛け25年のワガママを甘受し続けた、優しく愛しい私の揺り籠。
一方で、いかに心身を(それと知らず)磨り減らす環境であったかは、
翌日となる転居先での静かな睡眠を経て、私の体が認めてしまいました。
今年の新成人が生まれる前から住んでいた、その疲れなのか。
そうして、もう「退去日までに」という終点がないことに緊張が解け、
続きは明日にしよう───と、甘えを許して本日からの再開としています。
この一年あまり、長かったなぁ。
今は、その一年と正反対の作業に明け暮れています。
そんな中で部屋に入ってすぐ、無意識に右手が動きました。
昨年の
10/17に書いた後ろ手が虚空を掴むのです。
8847日間分の仕返しとしては、ずいぶん寂しいことをするね。
- 2020/02/04(火) 20:55:30|
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