昨夜は浴槽の磨き掃除をしていたのですが、
洗面台の裏面を拭こうとしたところ、何かがポロッと脱落しました。
排水口と排水パイプを繋ぐ、フクロナットと呼ばれる部品です。
洗面台からは排水パイプが垂直に接続されており、
フクロナットは接続の固定に使われる直径50m程度の金属ナット。
通常はハンマーでも使わない限り変形させることも困難なはずです。
「(腐食してる……)」
ナットは真っ二つ。
表面は、海底にある岩のような何とも形容し難い状態でした。
僅かな傷か亀裂から侵食が進んだのでしょう。
そのせいで排水パイプも脱落してしまいました。
排水口からバシャバシャと野放図に吐き出される水。
足元が水浸しになるし、手を洗うどころではありません。
ここ数日で腐食したわけでないことは明らかなので、
耐水ガムテープでパイプを固定させ、排水のみ解決させました。
私が転居するまで維持されれば、それで結構。
いつもならフクロナットを購入して自分で直すところですが、
先日、2階の知り合いと話した時に感じたのは───
「設備に関することは管理会社に伝えればいい」
───という意識が、私から殆ど抜け落ちていることです。
私が管理会社に電話を入れたのは、25年目の退去申請が初めてでした。
独り暮らしを始めてから、なんとなく自身で解決するのが当然になり、
エアコンの故障ですら、その処分を除いて自費購入を検討したほどです。
思えばドア蝶番の注油やら水漏れやら……大抵は何でも一人で解決したな。
それを楽しんでしまうのが一番の理由か。
- 2020/01/04(土) 20:03:26|
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