上司を含め、正社員が出勤する前の出来事となってしまうため、
こうした相談は事後報告になり、事後ゆえに伝えない限り伝わりません。
「───で、僕にどうしろと……という話」
「なら七片さんと変わってもらうか?! 本人にやってもらえばいい!」
私の話を聞いていて、怒りが沸いてきた様子。
ちなみに上司とは一歳しか離れていないため、軽口も叩きます。
そう、「私(七片)でないと困る」のはリフト作業のみであって、
主たる業務に「ほかの誰かが担当してはいけない理由」がない。
よってリフト運転さえ除けば、あの"お局"が私の仕事を担当しても良いはず。
上司の命令であれば従わざるを得ないし、特殊技能は必要ありません。
しかし年齢的に無理があるのは事実で、露骨な意趣返しの形をとります。
それは私も望まないし、さりとて現状では私の負担が多すぎるのも事実。
そこで提案をしました。
「で、僕を今の持ち場から異動させるべきだと思う」
「んぁ?」
「だって今の持ち場ってリフトマンが2人でしょ」
リフトマンがリフトに乗ると、現場では一人分の欠員となります。
A~Dの持ち場の中で、リフトマンが常駐するのはA・C・Dの3ヵ所。
つまり、忙しさに変動がある中で欠員が生じるのも3ヵ所。
B現場だけリフトマンが居らず、応分負担とは云えません。
ただし、D現場のリフトマンが出勤するのは週末だけ。
週末は作業量も少なく、ほぼ負担がないと認識してよいでしょう。
よって、B・D現場のどちらかに異動すれば常駐が均等配置となります。
私の持ち場は、誰か新人を寄越すか現状スタッフで維持してもらえばいい。
お局が、私の負担を軽んじているならば。
「ふぅむ……」
「前にも店長に相談したけど、また云おうと思う」
ただ、上司としては私に抜けられるのは困るようです。
きっちり仕事を終えて帰る私を手放したくはないのが本音。
だからこそカードたり得ますし、交渉の余地がある。
異動する良い機会があるとしたら、年明けかな。
- 2019/12/14(土) 23:59:00|
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