また日記が遅れました。
この日は、転居先で契約することになりそうな保険の説明でした。
私の転居先は母の仕事場にある部屋です。
業務外で無人の状態があるため防犯的に問題があり───
▼私のアパート
・空室はリフォームされたけど私の部屋は対象外
・リフォーム後は新入居者が増えて家賃も安い
・でも家賃額も対象外のまま
▼転居先
・無人の時間帯があるため防犯的に問題
・幾つか修繕が必要な箇所がある
・修繕には私がアパートから通う必要がある
───というわけで、アパートには住む意味がありませんし、
転居先には常駐できる人間が居たほうがいい……となったわけですね。
ただし、母が契約していた保険は業務と付随内容に対してであり、
そこで寝泊り(生活)する私に対するものではないため、
契約内容にも変化が生じるわけです。
……という一方で、説明に現れた保険会社の女性は───
「実は、"先生"のことは存じ上げてるんです」
「え、どこかで……?」
───なんとも奇妙な巡り合わせでした。
母は仕事柄「先生」と呼ばれることが大半なのですが、
呼び慣れない人は「**先生」と名前をつけて呼びます。
しかし、付き合いの長い人や「子供の頃から知っている人」は、
名前が外れて"先生"と呼ぶようになり、以後ずっと続きます。
この女性の場合、子供の頃に友人が呼んでいたことから定着しました。
「昔は近所に住んでて、皆が『先生、先生』って有名でしたから」
「えぇ~、何年前かしら」
「結婚して苗字が変わったので、以前は───」
30年以上は経っていることでしょうが、旧姓は母の記憶にある人物でした。
こんなこともあるのだなぁと、ちょっと母が羨ましい。
私は誰かに関わることがないもんなぁ。
- 2019/12/11(水) 23:59:00|
- 日常
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0