副業では、十数年の自営業で失われた機会に触れることがあります。
たとえば決まった時間帯に同じ道を通っての出勤、職場での挨拶、
そして出退勤の打刻(タイムカード)などです。
私の副業は、正社員が出勤する前の段取り作業。
概ね3時間くらいの作業を終える頃に正社員が来るため───
・副業───退社の打刻
・社員───出社の打刻
───といった具合に、入れ替わりが始まります。
打刻は、その都度に出社/退社のモードを切り替えねばなりません。
この時間帯の打刻は、出勤者と退勤者で交互に連続するので、
「出社直後に退社」とか「退社直後に出社」という間違いも起こります。
以前から煩雑だなぁと感じてはいましたが、
段取り作業も定時で終わるとは限らないし仕方ありません。
次に打刻する人が出社なのか退社なのか、当日の忙しさで変わります。
しかし、あとはもう帰るだけの自分は気楽なものなので、
自身の打刻を終えたらモードを切り替えておくようにしました。
どうせ現場で遅くまで残っているのは私を含めて2人くらい。
そうして半年あまりが過ぎた本日のこと、
いつもどおりモードを切り替えて打刻を終えたところ───
「さすが!」
「ヒッ」
───いつの間にか後ろに居た正社員が急に声を上げたので、
誰も居ないと思っていた私はビックリしました。
「はよーござっす」
「おおおおはようございます」
「へっへっへ」
話しことのない人でしたが、気分が良さそうでした。
- 2019/11/15(金) 23:59:00|
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