今日も暑かったです。
薄暗くなってからの気温が、昼間と大差ないことには閉口します。
夏から夜の涼しさまで奪うのは枕草子から趣を奪うようなものです。
母と退社後の妹を連れて買い物に行き、妹は服を買ったのですが、
なかなかの値段なので踏み切れずにおり、結局は諦めました。
妹は、すらりと痩せていて大抵のものが似合います。
一方で私は服のセンスがなくて「似合う?」と聞かれても困ることが多く、
これまで手持ち無沙汰でヒマ潰しに腐心してばかりでしたが、
そんな買い物に何十回も付き合っていると慣れてしまい───
「これが気に入ったんだけど……」
「それは似合う、いいと思う」
「でもねぇ、値段がねぇ~」
「こっちは? あ、こっちはパンツか」
「似た感じだね、これもいいなー」
「男(私)からすると、パンツってのは魅力を感じないがな」
「くっ……やっぱり、そうなのかぁぁぁ」
「男で見慣れてるものを、あえて女で見たいとは思わん」
「それなんだよねぇ」
───割と能動的に関わる姿勢が出来ました。
しかし自分の服選びとなると、無難なものばかりです。
何より私は目立つ服装が大嫌いで、他人に注目なんかされたくない。
むしろ「居たの?」と云われるくらい存在感のないものが好みです。
そういう服装を指して、半ば自分の感性を自嘲的に表現することもあり、
本日そんな時に私が思いついたのは───
「男なんて雑巾でも貼り付けときゃいい」
───と、我ながら自己嫌悪に陥るものでした。
口にしていたら、いよいよ妹に呆れられるところです。
それにしても女性の服って高い……大変だよなぁ。
- 2019/09/10(火) 23:16:00|
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