早朝から珍しい生物を発見しました。
ニイニイゼミです。
小学生時代には地元におけるセミの代表格に数えましたが、
ニイニイゼミは湿度の高い環境が必要とのことで、
田畑の減少に伴い、とんと見なくなったのです。
子供の頃、地元でセミというと───
・アブラゼミ
・ニイニイゼミ
・クマゼミ(極端に少ない)
・ツクツクボウシ
───この4種類で、とにかくクマゼミは滅多に見られませんでした。
ところが、いつの間にか(少なくとも成人する頃には)───
・アブラゼミ
・クマゼミ(激増)
・ツクツクボウシ
───ニイニイゼミを挙げられないほど全く見なくなっています。
環境悪化で絶滅したと云われても納得してしまうくらい。
児童にとっての娯楽であるセミ取りをしなくなってから、
「見なくなった」と気づいて本日まで……最低でも30年。
調べてみると、低湿度に適応することで数を増やしているとか。
いつ頃から増え始めたのかは分かりませんが、この夏は多雨でしたし、
それも影響しているのかなと考えます。
……でもセミはツクツクボウシが一番好きかな。
小さく透明な羽、夏の終わりを期待させる泣き声、夕暮れ時。
そう云えば、母方の田舎に帰った時は朝からヒグラシが鳴いてたっけ。
- 2019/07/31(水) 23:59:00|
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