副業の密度が上がったので、3時間ちょっととは云え大変でした。
「疲れたー……」
「少ないなぁー」
「おう、そう云うこと云うか、まぁアカン、気分悪いわ」
「うはははは、ごめんごめんって」
一つ年上の正社員相手に、こういう軽口が叩ける程度の環境です。
しかし来月からの繁忙期は想像するだに恐ろしい。
気力と体力のどちらが先に尽きるだろうか。
現場は一気に増員されたものの、それぞれ就業上の事情を抱えており───
・週1休(定年退職者層)
・週2休(私を含む)
・一日おきに出勤
・月、水、金
・週末だけ
───等など、かなりバラバラな人材の組み合わせです。
年中無休ですから、リフトマンを常駐させるのも目的。
そんな中でベテラン復帰の話が来週から実現することとなり、
ご本人は始業前に現場を見学し、以前とは異なる点などをメモしていました。
私に聞けば大体が分かると踏んだようで、半分は"当たり"です。
「幾つか変わってますよ、ゲートの担当も」
「うちじゃないの?」
「隣になりました、だから時々忘れちゃいます」
「ははぁ……そうかー」
「でも大差はないと云うか、戻られても戸惑うことはないかも」
「いやぁ分からないよ、だから初めて働くつもりで戻る」
定年退職者層ではありますが、心構えは新入社員のように謙虚です。
こういう人ですから私も敬意を払いたくなりますし、おだてたりもします。
「あ、Yさん戻るそうじゃないすか、ベテラン復帰っすね!」
「また最初から憶えなおすよ」
「……七片さんは後ろで何してんすか」
「Y大明神の後光を表現してる」
昨年の繁忙期は戦争でしたが、今年は少しくらい安心できるかな。
- 2019/06/24(月) 23:48:02|
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