全く予報を裏切らない雨でございます。
雨が降ると草むしりが楽になるのは事実ですが、長靴が土団子で重くなるし、
別に晴れていても捻り鎌を使えばいいだけなので、あまり嬉しくない。
そのため仕方なく別の用事を消化することにしました。
私が運転する自家用車はキーレスエントリーを採用しております。
車体に接近しただけで開錠できるスマートキーほどではありませんが、
私のような貧乏人には生意気な便利機能です。
───が、数年前からキーに問題が生じました。
電池の交換くらいは自分で済ませる程度の知識はあるものの、
「これ」ばかりは部品がないとどうしようもない。
何かと云うと、キーレスボタンの脱落です。
シリコンゴム製なのでしょうが、何度も押すうちに傷でも入ったか、
いつの間にか無くなっていて内部のスイッチが露出していました。
それから数年。
ボタンが脱落したことで内部スイッチを押すしかなく、
キーカバーより沈み込んでいて非常に押しづらかったのです。
いつかやろうと思いつつ、良さそうなものが入手できずにいました。
……というのは建前で、本当は安く入手できなかったのが理由です。
それで何が欲しかったかと云うと、「何かのリモコン」。
キーレス用のボタン(丸形)を失敬できれば何のリモコンでも問題ない。
リサイクル店を見たものの、最低でも100円程度。
高いわ! ボタンにしか利用価値がないのに払えるか!
しかしそれでは解決しないので「63円」を見つけて妥協しました。
買ったのは、手のひらに収まる(何らかの)小さなリモコンです。
早戻し、早送り、スキップ、スロー、字幕、録音、USB/SD等など。
DVDプレイヤーか何かのリモコンだったのでしょうが、別に何でも構わない。
パカッとリモコンを分解すると、内部は基板とシート状のゴムボタンがあります。
ボタンそのものに印字されているため不恰好ですが……そのうち消えるでしょう。
キーレスボタンは丸形なので、同じ丸形の"録音"ボタンを切り取って失敬。
一方でキーレスのゴムシート(ボタン)は簡易の防水性を保つため、
キーカバーのシーリングも兼ねており、これはこれで流用せねばなりません。
よって「キーレスのゴムシート+リモコンのボタン」という組み合わせです。
仕組みが分かっていれば、多少の無茶はどうとでもなる。
録音ボタンを挟み込んでキーカバーを閉じ、ネジを締めて完了。
駐車場へ行って開錠テスト……成功しました。
あぁ、「普通にボタンを押せる」って快適です。
さて、残ったリモコンのゴムシートはどうするか。
丸形は、あと[ズーム]、[リピート]、[USB/SD]の三つ。
またいずれ脱落した時のために保管しておこう。
- 2019/06/15(土) 23:59:00|
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