副業からの帰り道では幾つか水田を通り過ぎます。
この時期になると水場の近くでは鮮やかな(しかし不気味な)物体があり、
ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の卵は離れていても目立ちます。
数日前、あぜ道を歩くカラスの姿を見ました。
身を乗り出して、田んぼの中に居る昆虫か魚でも食べているのでしょうが、
彼の足元にはジャンボタニシの卵があり、ちょっと見入りました。
この卵には毒があります。
彼の目に留まるだろうか……と注目すると、無視。
やはり食べ物として認識されていない様子。
ジャンボタニシは日本において侵略的外来種に数えられる生物ですが、
一方でアメリカザリガニも同じく侵略的外来種です。
そんな本日、またカラスを見ました。
田んぼから飛び立ったと思うと、あぜ道に着地し───
「(あ、それは食べるんだ)」
───捕獲したばかりの元気なアメリカザリガニを突付いていました。
同じ外来種であっても、彼は「食べられないもの」を知っています。
たくましいなぁ。
- 2019/06/13(木) 23:59:00|
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