以前から母の仕事場に簡単な屋根つき自転車置き場を作る計画があり、
しかし材料を用意したわけではないし、まして採寸すらしておらず。
そんな本日、お隣さんに声をかけられました。
発端は別の話題でしたが、別れ際になって呼び止められます。
「そうだ、あれって使わない?」
「はい?」
「もう必要なくなっちゃって……」
指差す先にあるのは、ステンレス製の物干し台でした。
土台はコンクリート製で、いわゆる庭先で洗濯物を干すためのものです。
「使います! 要ります! ください!」
「本当?! いやぁ、処分場で手放すにも土台が重いし」
この人も日曜大工をされるのですが、母屋に大きな庇(ひさし)を作り、
そこを壁で囲み、密閉できるベランダを自作していたのです。
その中でなら雨風を防いだ上で"部屋干し"も可能。
私が竹垣を自作する様子も見ていたため、話も合う様子。
自転車置き場の支柱として利用させてもらうことも告げました。
「ありがとうございます!」
「あ、こいつもあるんだけど……間違えて多く買っちゃったやつ」
今度は、その外壁に貼り付ける木目調のトタン板でした。
もちろん、これも屋根作りの材料として利用できます。
自転車置き場の作製を考えた時、ふたつの問題がありました。
・地面に角材の支柱を立てたあとの腐食
・屋根材が紫外線に晒されることによる劣化
前者は根元から折れてしまうし、後者はヒビ割れが生じます。
強風による風圧は想像以上で、あっと云う間に破壊されるでしょう。
屋根が吹き飛ばされた先は隣家ですから、とんでもないことになります。
「両方とも解決しちゃった」
「これぞリサイクルだよねぇ、不要なものが必要なところへ」
一気に資材が入手できたので、あとは計画を前に進めるだけ。
まずは場所の確保、それから足りない資材の調達かな。
きっちり図面を引こう。
- 2019/05/02(木) 23:59:00|
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