令和のはじまりは生憎の雨で、晴れ間は覗けませんでした。
昨日に続いて本棚の加工を済ませ、あとは組み立てだけです。
ツナギを着て作業し、マスクをしていても鼻の中が茶色くなりました。
昨日は仕事の格好で作業をしていたため洗濯が必要でしたが、
この雨で干せないため部屋干しに暖房を点けています。
こうして自分で洗濯するようになって何年になるのか。
私のアパートはベランダが雨漏りするのです。
干した洗濯物が水浸しになったことさえある。
少しずつ私物をまとめ、気持ちを整理しつつ過ごす日々。
一部リフォームで雨漏りが改善したものの、完全解決はしていません。
雨水が滴るのも、そうして慌てる20年も変わってない。
独り暮らしを始める前、自分が独り暮らしをしている姿を想像した時、
なぜか何もない白い部屋の真ん中で、椅子に座る様子が浮かびました。
こちらを向いて指を組み、じっと私を見つめる目。
窓もないのに背後から光が差し、逆光で表情が窺えない。
何もかも見透かしているような、手ぐすねを引くかのような。
それを当時の友人に話すと「本来の姿なんじゃないの」と云われ、
その意味を考えることなく過ごしてきましたが、あれは何なのか。
ここを去る日までに分かるものなのか。
部屋を空っぽに出来たら、何か見えるのでしょうか。
- 2019/05/01(水) 23:59:00|
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