視力が弱い人は、世間と向き合うためにメガネが必要です。
そしてメガネを掛けていると(人によっては)よくあることですが、
寝て起きてメガネを掛けないまま一時間ほど過ごしてしまうと、
裸眼に慣れてしまい、メガネを掛けた時の視界に違和感があります。
本日、たまたまメガネを掛けずに一時間くらい過ごした後、
この記事を打ち込む段階になってからメガネを掛けました。
当然ながら焦点が合わず、裸眼のほうが「よく見える」。
私が使っているのは遠近両用メガネです。
遠近両用は一枚のレンズに2種類の"度"が入っていて、
レンズの上半分は遠くを見るため、下半分は手元を見るためのものです。
パソコン画面との距離は80cmくらいで、キーボードは60cmくらい。
一時間の裸眼で「画面とキーボードの両方に焦点が合う」ように慣れて、
より遠くを見ることがないため、この時点での視界は確保されています。
さて一時間の裸眼を経てメガネをかけ、どちらの"度"が私を助けてくれるか。
上に「2種類の"度"」と記しましたが、実際の矯正は1種類だけです。
もともと私は近視なのでメガネは「遠くを見るため」のものでした。
しかし遠近両用では上半分に「遠くを見るための」矯正が入り、
では下半分はと云うと、老眼なので「度なし」なのです。
つまり下半分は裸眼と同じ。
自分でも驚きましたが、裸眼を経た直後の遠近両用メガネの視界は───
・上半分(度あり)───すぐに焦点が合う
・下半分(度なし)───しばらく焦点が合わない
───こうなります。
ついさっきまで裸眼だったのに、今度は下半分が見づらいのです。
さらに一時間を経てパソコン画面を見た時の視界は───
・上半分(度あり)───問題なし
・下半分(度なし)───少々ぼやける
・裸眼(メガネなし)───大きくぼやける
───こんな感じ。
こうしてみると下半分でもレンズを介しているため多少の違いがあり、
その視界に慣れてしまうとメガネ用の視界に引きずられるのですね。
何が云いたいのかと云うと、2ヶ月が経っても遠近両用に慣れません。
- 2019/03/10(日) 23:59:00|
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