妹の誕生日を祝いました。
我が家では誕生日が冬に集中していることもあって───
・母は弟の誕生日に近い
・私は妹の誕生日に近い
・最も開きがあるのは父と母
───こんな感じで、その時々によって前倒しや日延べもあり。
歳が離れている妹の年齢を数える時の私は、ちょっと遠い目になります。
弟とは年子なので「自分と同じくらい」と考えるわけですが、
妹との歳の差では「それ以上である」と認識させられる。
私が自分自身を中年であると認識したのは、近所の子供が発端です。
20代の終わり頃に「おじさん」と呼ばれ、なんだか嬉しくなりました。
同時に少しは含蓄のある話もできないとなぁと、変な責任も感じます。
自分が子供の頃、漠然と両親や祖父母の世代を認識する時、
「その人たちにも子供時代があった」とは考えていませんでした。
子供と大人は別々の"種族"で、子供が成長して大人になるとは考えていない。
40代が近づく頃になると、今度は自分が「そう思われている」と仮定して、
子供と私の間に分厚い壁があると仮想的に実感してしまいます。
私は子供にとって想像の範囲に入っていないわけです。
それが他でもない妹に対して僅かばかりの壁を作るのでしょう。
そういえば、私が三十路になった時は散々からかわれたな。
頼もしい兄を演じるのは、絵の腕を上げるより難しい。
- 2019/02/28(木) 00:00:00|
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