副業の現場にて新たな上司が着任挨拶に来ました。
私が働き始めてから、既に2回目のことです。
補助の現場ではリフトマンが少なく、実質3人で回さねばなりません。
そのことを前任者から聞いているのか現場を歩き回り、
補助作業員に色々と聞いて回っていましたが、質問相手は私でした。
「これ最終だよね?」
「そうです」
「じゃあ積……っと、その前にヘルメットか、どこだっけ?」
「ヘルメットは、あそこの緑のやつです」
私は働き始めて一年しか経っていないのですが……。
そして本日は大学生アルバイトが殆ど出勤しない日でもあります。
「七片さんは、契約では何時までなの?」
「ほかの皆と同じで8時が定時です」
「ははぁ、ってことは」
よって人手が少なく、作業がモタついて残業になるわけです。
「見ての通りなので……残ってると自分の本業も進まないんですけどね」
「本来のお仕事は?」
「フリーのイラストレーターですよ」
「えぇ?!」
私が職業を明かすと、大抵の人は目を丸くします。
そうした技能を持つ人間が周囲に居ることを俄かには信じがたいのか、
または「どこかの誰かがやっている仕事」という認識に留まるのでしょう。
着任初日なので、あちこち用があって出向かねばならないようでした。
「じゃ七片さん、あとよろしくお願いします」
「はいはーい」
古参ぽい扱いになりつつあるのは、私が老けているせいだと思いたくない。
- 2019/02/16(土) 23:59:00|
- 日常
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0