仕事も進めねばならないのですが、畑で放置している作業があるため、
今日は午前中のみと決めて玉ねぎの苗を移植することにしました。
玉ねぎは種を蒔いて苗を育てるか、苗そのものを購入して育てます。
種の場合は1袋に数百粒が封入されていて、それが300円前後。
全て上手く発芽すれば700個分くらいの玉ねぎが期待できます。
一方、苗は50~100本単位で売られていて品種により値段も様々です。
大体は100本で400円くらいから───この場合は単価が4円となります。
つまり700個分を用意する場合、2800円が必要です。
この通り「苗を育てる手間」を省いた分だけ高くなるのは当たり前で、
そのため我が家では2回に分けて1袋ずつ種を蒔いたわけですが……。
これが殆ど発芽せず、せいぜい150本程度で生長度もバラバラ。
昨年は母が早生(わせ)の苗が半額だったため購入していますが、
今回は上記の通り苗作りに失敗し、ホームセンターでは苗が売り切れ。
自営の種苗店で売られている苗は、駆け込み需要なのか単価が2倍。
知り合いも苗作りに失敗し、結局は苗を購入することにしたようです。
失敗で残った数十本の苗をくれたので、我が家では200本となりました。
その数なら───ということで、今回は黒マルチを敷いての栽培です。
黒マルチとは、薄くて黒いポリエチレンのシート。
遮光と遮水が期待できるため雑草を生えづらくする効果があります。
苗を植えるための穴が明けられた玉ねぎ用の黒マルチもありますが、
我が家は通常のシートしかないため、穴あけは手作業となりました。
……スプレー缶を切ってコップ状にしたものを使って(130ヶ所)。
玉ねぎの苗を植える間隔は、収穫時の大きさが想定してあれば十分。
よって十数センチの間隔で穴を明けるわけですが、これが疲れる。
きちんと穴が開けなければ、シート片がゴミとなって用地に残るからです。
正午を過ぎたところで作業完了。
苗が数十本ほど残っていますが、新たに用地を確保しないと移植できません。
少ないんだから、1本だって無駄にしないぞ。
- 2018/12/09(日) 23:59:00|
- 菜園
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