なんとか本業を仕上げられました。
〆切前になると集中力が向上し、長いこと作業に没頭していられますが、
時間ギリギリより少し早く仕上がるので、いつも終盤に余裕があります。
これを「追い詰められないと全力が出せない」と考えていましたが、
十数年を続けてみて、なんとなく違うような気がしてきました。
一枚の作品を仕上げるため、数日に分けて作業を進めるにあたり、
「**日までに**を済ませる」といった具合に大まかな目標を立て、
それは作業が始まってから完成を終点として続きます。
これが計画通りに済まないことは問題ですが、
あくまで大まかな目標であり、読めないことは多くあるため、
終盤になって先が見えて来ると「大まか」でなくなるわけですね。
右に押すと右に傾きすぎるから、左にも押してみる。
そうすると左に傾きすぎるから、少しだけ左に押す力を弱める。
何度か調整して、ようやく上手いこと「良い位置」で止まってくれる。
これまで散々、無計画さや集中力の無さとして自分を責めましたが、
そも一から十までが計画通りに進むことなどありません。
仕上がった作品を検分するのは自分ではないからです。
一見して無闇な素振りも、出来る時にやっておくべきなのかも。
- 2018/11/26(月) 23:59:00|
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