第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

人となりては童のことを棄てたり

昨日の文集で、少し他生徒の作文を読んでみました。
現在の小学校高学年におけるクラス編成は分かりませんが、
私の時代では、担任と級友の顔ぶれが5年生と6年生で同じです。

つまり、5年生でのキャンプや6年生での修学旅行を話題として引き継ぎ、
例えば運動会で「昨年の僕らは優勝できなかった」という話題が出ます。
そのことが心残りで「今年こそは」と意気込む生徒も居たようです。

あえて文集を読むようなことは、この30年間で一度もありませんでした。
友人との会話で卒業アルバムを開くことは何度かあったものの、
こと文集となると文字だけの情報が興味を削ぐのでしょう。

読まずに流し見て思うことは……(私を含めて)男子生徒は字が汚い。
原稿用紙そのままを収録しているため分かってしまいます。

それでも書き文字は個性を表す要素として十分な力を持っており、
1マスいっぱいに迫力のある字を書く生徒も居れば、
一方で私のように「ちいさい!」と失望させる字もある。

私が現在のように多少ながら思い切った性格になったのは、
中学生時代に知り合った友人をきっかけとしているため、
その前の「人となり」がどうだったのかは、文字を見れば分かります。

当時の私は、さながら「飼育小屋の隅っこに追い詰められた兎」です。
ほかの兎が要領よく人間を尻目にする中、いいところなく簡単に捕まる。
パッとしない、どんくさい、人並みに感情が豊かでも特筆すべき点はない。

人と同じように行動しつつも、それは「叱られないため」という理由だけで、
どこかで蹴飛ばされて、よろめいた先で再び蹴飛ばされる感じ。
まるでサッカーボール。

なんとまぁ、軽い捻挫だけで一ヶ月は寝込んでそうな児童です。
触れたらケガをするものばかりの世の中に、すっかり怯えきっている。
無害ではあれど、何かを期待できるとは思えない───そんな子供。

そうか、お前そんな奴だったか。
でも今は、そんなに悪かないよ。

なお文集には「家族にドラえもんが居たら?」というコーナーがあり、
私の望みは「こわれた物をふくげん(復元)してもらう」という内容でした。

ほら見ろ、今は年中ずっと自分でやってることじゃないか。

  1. 2018/11/10(土) 23:59:00|
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