母が仕事の関係で私の同級生と知り合ったというので、
聞き覚えのない名前だったことから、卒業アルバムを開きました。
アルバムと云っても小学生時代……30年前です。
挙げられた名前は、あっさり最初の「1組」に見つかりました。
私のクラスではなかったので聞き覚えがないのも当然でしたが、
どこかで話したか遊んだことがあるのか、顔には覚えがあります。
否、これは6年生時分のクラスですから過去には同じクラスだった?
───それよりも不思議なのは、一度も同じクラスになったことがなく、
およそ話した事もない他クラスの生徒に覚えがあることです。
見ただけで覚えたなら今より優秀じゃないか。
小学生ということで、生徒の面々は笑顔でした。
高校では撮影時に「笑って~?」などと云われることもないので、
見返して記憶にないことは多かれど、ほんわかした気分になります。
今でも地元に住んでいる連中は、どれくらい居るのだろう……。
ふと、自分が書いた文集の作文を読み返してみました。
意外にも5年生のキャンプを話題にしていて「そうなの?」という感想。
そして私の興味を引いたのは一つ上に載っていた作文です。
これを書いた人物こそ、先月25日の記事で書いた映画監督の彼。
文中では将来の夢について触れられています。
そこには具体的なキーワードも含まれていました。
これについて尋ね、反応があったら"彼"なのでしょう。
なんだか確かめてみたくなった。
「将来の夢は叶ったか?」なんて意地悪な質問ではない。
「叶ってることになるぞ」と、祝福したいのです。
文集の最終ページには、級友の自己紹介が載せられていました。
似顔絵つきで、描くのは本人ではなく級友。
"彼"の似顔絵を描いたのは私でした。
そうだった、そうだった。
ふざけて髪型を誇張して描いてやったのに、彼は怒りもしなかった。
ますます確かめてみたくなった。
- 2018/11/09(金) 23:59:00|
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