少し前から妹の自転車が不調らしく、今朝は調子が悪いまま出勤し、
退社後に私が見ることになりアパートまで来てもらいました。
妹の自転車は変速機があるシティサイクルです。
そして大抵は2~3変速の切り替え(内装変速機)ですが、
妹の自転車は、ズラリと6変速分のスプロケットが並ぶ外装変速機。
女性が乗る自転車としては、ちょっと物々しいかもしれない。
「あ、ほら、カシャンって」
「これか」
ペダルを漕ぐと、ガチガチと異音がして勝手にシフト(変速)する。
そしてペダルを逆回転させると、チェーンが大きく弛んで外れそうになる。
私はギリギリで昭和の少年用スポーツサイクルに触れた世代です。
素人なりに(複雑な箇所は除いて)いじって来た人間なので、
ちょっとしたことには対応できる……はず。
経験上、この状態はシフター(切替)に問題があり、
たとえば3速から2速へとシフトダウンさせる際、
きっちり2速側への切替操作が済んでいないために起こります。
つまりチェーンが微妙にスプロケットから外れかかっている状態。
実際には6段階に分かれており、中途半端なシフトはありません。
ガチガチという異音はチェーンが外れかかっている音。
そして外装変速機は、ペダルを漕いでチェーンを回しつつ変速します。
変速動作中はチェーンが隣接するスプロケットを「またぐ」ので、
またいでいる最中にペダルを逆転させるとチェーンが引っかかる。
ようするに切替操作が完了しきっていません。
変速比を変えずに走り続けていると、気づかないこともあります。
「お前、いつも同じ変速比で走ってないか?」
「重いやつ……朝とか急ぐから」
「出だしは軽いやつで走れ、負担でスプロケが欠けるぞ」
対応を教え、グリスアップして終了。
スプロケットが欠けるとチェーンが滑るようになり、
足を踏み外す感じでペダルに脛(すね)を強打したりします。
痛いんだよな、あれ……。
- 2018/10/23(火) 23:59:00|
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