畑では大体の人が収納ボックスを使っています。
鍬などを除いた小さめの農具や、肥料、収穫を入れる袋や、
ネットを固定するクリップ、麻ひもなどを保管しておくためです。
……が、風雨や紫外線、寒暖差にさらされてボックスの劣化が進み、
大抵は蝶番の部分が割れ始め、蓋(ふた)を乗せているだけの状態に。
これの何が問題なのかというと、台風や集中豪雨の時です。
蓋が吹き飛ばされ、用地外で発見されることもしばしば。
蓋を失ったボックスの中身は雨で台無し。
そんな本日、古参の菜園利用者と話したところ───
「俺ん所のボックス、蓋が風で吹き飛ばされてよう」
「Hさんのやつ、僕が戻しておいたけど」
「そうだったか、でも俺のじゃないみたいだ」
───こういうことが起きます。
似たような作りなので間違われることも多いのですが、
それよりも面倒なのは飛ばされる距離です。
「Uさんも飛ばされたって云ってた」
「あっちから?! 反対側だぞ、おい」
「でもHさんじゃないとすると、それしかない……」
用水路に落下すると、そのまま流されてしまうこともあります。
通行人に直撃しなかったのは、そんな状況で畑に来る人は居ないから。
蓋に乗せるための重しを用意しよう、もうそれしかない。
- 2018/10/15(月) 23:59:00|
- 菜園
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