仕事を終えたあと畑に行って小型トラクターをいじっていたところ、
はて年式は何年頃なのだろうと思い立ち、帰宅して調べてみました。
まず、形式をネット検索してみてもオークション記事が多い。
次に利用者の記事を見てみても例が少ない。
そして年式に触れている記述がない様子。
メーカーは他会社と業務提携し社名も変わってしまったようですが、
地方では事務所の名前が引き継がれていて、そちらを頼れそう。
そんなわけで電話してみたところ───
「ちょ……っと、資料が見つかりませんねぇ、私も聞いたことがなくて」
「はぁ、やっぱり」
「後継機らしき機種の部品番号に、近いものはあったんですが」
「ちなみに、それは何年頃のものでしょう」
「この部品ですと(昭和)50……58年が最後の製造とありますね」
「あは、僕が8歳の時か───それより僕が生まれる前とかも」
「あり得ます……ね。 すみません、お役に立てず」
「いいえ、この情報だけでも」
───ということでした。
私をヒヤリとさせるほどの馬力と、取り扱いの難しさを誇る機体は、
一体どれくらいの爺さんなのか知りたかったのですが、残念。
本社が北海道なので長電話は通話料金が怖い。
今日のところは、ローターのカバーを取り外して調整まで。
ローターとは土を耕す回転爪で、そのカバーにも役目はあり、
耕した土が飛び散るのを防いだり、逆に飛び散らせて土を盛ったりします。
このカバーが固定されたままだったので、可動できる状態にしました。
ガパッと開閉可能になると───おぉ、とても機械っぽくて男らしい。
こんな私を見たら、故郷の叔父や亡くなった祖父はどんな顔するかな。
- 2018/10/02(火) 23:59:00|
- 菜園
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