ある方と話し、私が通った中学校の話になりました。
この人は私の7年ほど先輩にあたります。
「僕の2・3年前までくらいが酷かったって聞いてます」
「んー……僕の前後5年くらいが一番じゃないか」
「すると聞いてた話より少し前なのかな」
何かと云うと、校内暴力です。
教師から生徒へ、または生徒から教師への暴力という構図のみならず、
校内設備への損壊などを含んだ「そういう時代」とも云えそう。
私が在学していた時期は平和そのものでしたが、耳には入っていて、
教師が教室に入った瞬間に生徒全員が筆箱を落とすとか、
何の意味があるのか問いたくなる出来事が多かったとか。
「朝になると学校の一階にあるガラスが全て割られてたりね」
「うわ……」
「教師からの暴力なんて当たり前の時代だったから」
「僕の時代だと、**先生とか───」
「居た! リーゼント!」
「あ、その頃から居たんですね」
正確にはポンパドールなのでしょうが、部分的に教師陣が重なります。
私も下校遅刻の常習犯だったので国語教師に何度もビンタされましたが、
大抵はクラブ活動で一年生の片付けが長引くため、仕方のないことでした。
「遅刻1回につき30メートルくらいの廊下に雑巾がけ2往復」を36回分。
でも結局、片道十数回目で教師にも忘れられて帰宅したような?
一緒に廊下を這った友人は、数年前に私の父の葬儀に出席しています。
あれから20年以上が経ち、クラブ活動の種類は半分以上に減り、
私が所属していた体操部もなくなり、ずいぶん寂しくなったとか。
これから10年、20年後はどうなっているんだろう。
そして私が話す側となった時、聞く側の反応はどんなものなのでしょう。
- 2018/09/29(土) 23:59:00|
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