もしや自分の認識に誤りがあるのではと考え、何度かの試運転を経た上で、
どうにも根本的な疑問から抜け出せなくなって外部を頼りました。
先日に入手した耕運機Cの件です。
とりあえずエンジンを発動機に換装している点は置くとして───
・ローターとは別に走行用車輪がある。
・ローターと車輪は連動せず個別に扱われる。
・車輪は左右で別々に正転/逆転して走行できる。
・車輪の駆動はクラッチによる操作である。
・ローターの回転は機体を前進させるほど馬力がある。
・車輪の駆動も馬力があり、ローターとあわせて前進が速い。
───大雑把に書くと、こんな感じでしょうか。
疑問点は、これまでに使っていた耕耘機との違いです。
壊れて処分した耕運機は始動するとアイドリング状態となり、
アクセルレバーを握らない限り走行ローターは回転しませんが、
今回の耕運機Cは、クラッチを繋ぐことによって駆動します。
・走行───クラッチを繋ぐ(レバーを握らない)
・停止───クラッチを切る(レバーを握る)
この方式はミッション操作のバイクと同じです。
ただし、バイクとの違いは「クラッチが左右にある」ということ。
前進するためには2つのクラッチを解放することになります。
つまり「両手を離してしまうと前進してしまう」というわけです。
エンジンを切るための「スイッチに手が届くまで」にも前進します。
私の認識が誤りでなければ、これは危ない。
そんなわけでホームセンターの修理担当に相談したところ、
思ったとおり古い機体で、安全基準が変わる前のものだとか。
「停止させるまでの間にも前進するのは、仕様なわけですね」
「そう、だから勢い余って用水路に落ちたりとか」
「わー……」
背後に障害物があり、なおかつ後進している時などは、
耕運機が「運転者を押し倒して"通過"する」ことも考えられます。
間違いない。これを母に扱わせるのは危険すぎる。
右左折を廃してでもクラッチを一本化しなければ停止も難しい。
それかクラッチの機能を「握る→繋ぐ」という正反対にしなければ。
調整が不十分なのでアクセルを最低まで落としても少し駆動しますし、
これはローターも同様で、ややVベルトにテンションがかかっている様子。
それぞれ完全に動力をカットできるよう調節しなくては。
さて、どうしようか。
- 2018/09/24(月) 23:59:00|
- 菜園
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0