ある手づるで新たな耕運機を手に入れました。
今回は、これまで使ってきた小型耕耘機と引き換えに入手しています。
長いこと役に立ってくれましたが───
・度重なるキャブレター修理にも拘らず始動しない
・ローター部分からカリカリと嫌な音がする
・燃料タンクに大きな亀裂があり雨水が入る
───などなど、使いたい時に使えなくては意味がないため、
キャブレター、リコイルスターター、プラグも取り外しての引渡しです。
今まで本当にありがとう、君は私が始めて使った耕運機だよ。
さて新たに入手した耕運機は「アクセルを直せば使えるはず」というもの。
機体は3倍くらいの大きさとなり、大きな違いとしては車輪の存在です。
前述の小型耕運機はローターの回転が耕作と前進を兼ねます。
よってローターが回転してくれなければ押し歩くしかありません。
押し歩きに必要な補助輪は壊れましたが、これは前に修理しています。
今回はローターとは別に独立した車輪があるわけですが、
ひとまず置くとして、少し気になることがありました。
機体に2つの型式名がある……これは?
帰宅して調べてみたところ、型名の一つが耕運機ではない。
何かというと発動機です。
発動機とは、簡単にいうとエンジン(動力源)そのもの。
回転力のみを生み出す心臓のようなもので、単体では用を成しません。
昔は、この発動機をもとにして様々な農業機械が稼動しました。
ベルトを介して動力を伝え、ダイナモを回転させれば発電することができ、
脱穀機、精米機、その他もろもろ……現代でいえばモーターのかわりです。
この耕運機は元のエンジンを外して発動機を動力源にしている?
同型の耕運機を調べてみると、たしかにエンジン部分が異なります。
畑に戻って観察してみると、色々と分かりかけてきました。
もともとのエンジンが載っていた部分は仕組みが変わっており、
そこに発動機を載せ、思ったとおりエンジンを換装しています。
うわぁ、これは俄然ときめいた。
なんと私は発動機を手に入れちゃった。
何に使うわけでもないけれど、数年前から興味があったのです。
とりあえず混合燃料は使えないので普通のガソリンが必要。
それからアクセルを作らないと……。
- 2018/09/18(火) 23:59:00|
- 菜園
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