仕事だけの一日でした。
部屋に篭っていたので外のことが何も分からない。
私が実家を出て現在のアパートに住んでから20年になりますが、
住人は減るばかりで回復する様子がなく、大家も高齢であるため、
いずれは追い出されるのだろうと考えておりました。
───が、先日に大家の息子さんと話しました。
相続するにあたって色々とテコ入れすることになったとか。
しかし20年も住んでいれば住環境も変わります。
あちこち壊れるし数年前にエアコンも取り替えられている。
ただ、それよりも気になることがある。
十年以上前、上階には外国人が住んでいました。
ある会社の法人借り上げだったため家賃うんぬんは問題なかったものの、
ある日曜日の昼間、彼は水道の修理をしようとして大惨事になったのです。
大量に漏れた水が階下に滴り、私の部屋の台所が水浸し。
台所で大雨が降る様子を想像すればよいでしょう。
私は友人と共にチリトリで水を掻き出す羽目になりました。
お次は、彼が飼っていた観賞魚の水槽。
濾過器が外れて水槽内の水を排出し続け、それが私の部屋に滴りました。
大家に伝え、本人不在のまま二人で部屋に踏み込んだところ、
漏れた水で濾過器がショートし、畳の半分くらいが焦げていました。
これなどは、あと数時間も放置すれば火災になっていたところです。
気になるのは、こうした水漏れで生じた私の部屋の被害。
水が滲みて出来た天井のシミやら、同じく変形した畳やら。
私が退去する時、そうしたものまで原状回復させられるのは困る。
さりとて高齢な大家を突っつき回すこともしたくありません。
そう思って話してみたところ───
「七片さんくらい長く借りてる方には、きちんと考えます」
───そう返され、ホッとしました。
また、「1・2年で引っ越されるのが最も痛い」とか。
提供する側も大変だとは知っていましたが、聞きしに勝るなぁ。
- 2018/07/22(日) 23:59:00|
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