手すり製作の続き。
釘や木ネジ、接着剤を使わずに柱を固定するのは手段が限られます。
すなわち、はめ込みや楔(くさび)といった手法が用いられるわけですが……。
現在は、扉枠の内法ぴったりに合わせて切った木材を柱Bとし、
これを内法にはめて、ハンマーで叩き込んで柱Bを固定しました。
その柱Bを土台として手すりを取り付けています。
ただし、はめ込みが固定しているのは柱Bの上下端だけです。
手すりに体重が掛かると、はめ込みは簡単に外れてしまいます。
木材そのものが「しなる」ことも理由のひとつ。
そこで、より固定を強固にする必要がありました。
同じ要領で木材を水平に噛ませ、柱Bの上端に木材をはめ込みます。
これで上端は横方向からの押さえが働き、多少は固定が強まるはず。
しかし、これらは物体が他の物体を押しのける力のみです。
釘や木ネジを通したわけではないし、接着剤で面を接合したわけでもない。
物理的に「(柱Bが)外れること」を防ぐ方法としては今ひとつ。
そこで、外れる方向に障害物を設ける手段を選びました。
ここからは説明が難しいので解説は避けますが、
外れる可能性は6割が4割くらいまで減らせそうです。
昨年は竹垣、今年は手すり、来年は何だろう。
- 2018/06/03(日) 23:59:00|
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