副業に向かう道すがらゴミ回収場の生ゴミを漁っていたカラスが、
フードパックに入った手付かずの唐揚げを一つだけ咥え、飛び立ちました。
隣にあった(やはり手付かずの)野菜炒めには興味がない様子。
そして副業を終えて帰る時に同じ道を走ると、容器は空になっています。
野菜炒めは変化がなく、これでは誰かが野菜炒めだけを捨てたように見える。
あのカラス1羽だけで全てを食べたとは思えませんが、
その後に他の鳥が食べたのか……3時間分の動画があれば見てみたい。
こうして人知れず毎日のように起こるであろうことは、数多あるのでしょう。
お昼になって、実家で過ごしている時に耳元で羽虫の音が聞こえたと思ったら、
やにわに音が大きくなり、耳の中に虫が入り込んでしまいました。
ゾゾゾ……と、耳の中で虫が蠢く音を立てます。
初めての体験でしたが、これはなかなか不快です。
鼓膜のそばまで入り込まれてしまったら厄介ですし、
さりとて明るい方向へ耳をかざしてみても、出てくる気配がない。
結局は細い棒で強引に取り出し、結果として虫を死なせてしまったものの、
いい大人に対して彼が生涯の最後にもたらした不快な効果としては、
十分に大きなものであったことを評価すべきでしょうか。
知覚して感想を持ち、こうして文章にするのは今のところ人間だけですが、
カラスにしろ羽虫にしろ、私のことなど気にも留めずに生きています。
でも今日の日記として記録してやるからな。
- 2018/05/26(土) 23:59:00|
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