山芋および隼人瓜のための矢倉(支柱を組み合わせた骨組)を作りました。
山芋や隼人瓜はツルを伸ばして展開するため広い用地を必要としますが、
放っておくと他の作物に絡み付いて管理しづらくなるのが困り者です。
そこで庇(ひさし)になるような形で支柱を組み、ツルを頭上に展開させます。
これによってツルは他の作物を邪魔することもなくなりますが、
山芋に必要な用地としては広めに確保してしまったので、
庇で日光が遮られ、下の用地に植えられる作物も限られるわけです。
そこで、残渣などを積んでおきます。
分解が進めば養分になりますし、残渣も処理できて便利です。
一方の隼人瓜は庇の下にはなく、株は隣の用地にあります。
これはツルが伸びてきたら庇へ誘導して山芋と同様に頭上展開。
これと同じ形で、今年はアピオス(ホドイモ)を植えようと思っています。
実は昨年にも植えたものの庇の下だったせいか淘汰されたため、
今回は株元を庇の下ではなく隼人瓜の隣としてみました。
隼人瓜にしろアピオスにしろ養分を吸い上げるのは株元となりますが、
光合成は矢倉で行うという、ちょっとした実験です。
上手く行くかどうか。
少なくとも昨年の隼人瓜では、展開したツルの半分くらいが矢倉です。
収穫数そのものは問題なかったので、今回はアピオスが追加されて───
───まぁいいや、実験なのだ。
- 2018/04/14(土) 23:59:00|
- 菜園
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