一年の四分の一が終わってしまいました───と書くと早いものです。
本日の夜をもって母が自治会役員の任を解かれることになります。
しかし今期の会計担当は次期会計処理の監査義務があり、
処理が適正であるかを確認、指導する仕事が残っています。
期間は次期会計年度いっぱいなので、何事かの際は出席せねばなりません。
───とは云え、実質的な権限は明日以降の次期に引き継がれます。
領収書を保管する義務はなくなり、通帳や帳簿を預かる必要はなくなり、
何より予算の一部(現金)を管理する責任がなくなるわけです。
他人のお金を預かるのは、気が小さい人間にとって本当に重荷です。
数字が合わなければ使い込みを疑われたり、嫌味も云われます。
先日の記事にて「隣の自治会が会計処理に干渉してくる」と書きましたが、
ほかでもない今期に一悶着があり、それは我が家の玄関で起こりました。
あろうことか母が着任して早々のことです。
「ここの処理に疑問があるから領収書を出して」
「まだ引き継いだばかりなので、どれのことなのか……」
「持ってるんでしょう、出しなさいよ!」
玄関内に入ってくる勢いで。
両自治会で有名な、ヒステリックで腹黒い人物です。
ここで話を監査役(前期会計担当)に持っていったところ、
結局は相手側の勘違いと分かったものの、こちらに謝罪はないまま。
この態度に憤慨した母は───
「一ヶ所たりとも間違いなく完璧に処理を終える」
───という決心のもと、この一年を過ごしてきたのでした。
そこを私が補助する形で表計算ソフトを学ぶ切欠となりましたし、
確定申告にも役立ったので、結果的には我が家の利益ともなっています。
さて、その表計算データは引き渡すことになっているのですが、
次期役員がパソコンを使える人物であるかが分かっていません。
スマートフォンは使えるらしいものの、それで編集できるのだろうか。
まぁいいや、手段は私たちが決めることじゃない。