昼過ぎにハマスゲ除去を再開しました……が、予想以上に酷かったです。
この用地は知り合いのお婆さんが借りているものですが、
実はハマスゲが生えたと分かってから、二度の耕運機が入っています。
最初は地主が大型耕運機を、二度目はお婆さんご本人。
ハマスゲが生えた用地に耕運機を入れると、塊根が散ってしまいます。
散った先で版図を拡大させてしまうため、結果的に根絶も難しくなる。
地主が畑の知識に乏しい人だと知ってはいましたが……。
悔いても詮のないことなので再開したものの、塊根の数は増えるばかりで、
根が粘土層に達しているのを見た時は、さすがに気が遠くなりました。
ハマスゲに耕運機が悪手であることは既に書いたとおりですが、
土は耕作しなければ固く締まって耕しづらくなります。
そこに備中鍬を突き立てれば、砕けない土くれがボコッと掘り起こされ、
細い根で数珠繋ぎになった2・3個の土くれに塊根があるわけで、
こいつを砕いて塊根を取り出さないと根絶には至りません。
問題は、土くれの大小を問わないことです。
小さいものでは飴玉くらいの中にも塊根が隠れていますから、
一つでも残せばネズミ算式に殖えて───
「こりゃあ、無理だ……」
───心をへし折るくらいには絶望させられるわけですね。
用地の中心へ近づくにつれ、一度の掘り返しで出てくる塊根の数が増える。
20cm四方から6個の塊根が出てきたし、根絶しないと隣の用地にも被害が出ます。
これは薬剤に頼るしかないかなぁ……避けたかったけど。
- 2017/12/19(火) 23:59:00|
- 菜園
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