10月は用水路の導水が止まって雨が貴重になります。
新しい畝を3つ、さらに飛地でジャガイモの用地も作りました。
私としては飛地で作物を作るのは避けたいのですが───
「またそうやって……」
「だって可哀そうじゃないの、生きてるんだし」
「収穫時期が揃わないと用地が確保しづらくなるよ」
───こうやって母が許してしまうため枯らすに忍びない感じ。
飛地は耕運機を入れるにも狭いので、耕しづらくもなります。
……という理由は半分くらいで、残りの半分は収穫忘れです。
掘り出し損ねたり小さくて土に紛れてしまったジャガイモは、
放っておくと種芋となって発芽し、苗になってしまうのですね。
一方、土着せ効果で収穫が上がったことに楽しくなった私は、
用地の作り方を「土着せしやすい形」に変更しました。
あらかじめ種芋を置く列は深く掘っておき、その両側に土を盛り、
発芽して十分に苗が生長したら、両側の土を切り崩して着せる。
種芋より上に子芋がつくので、開始点を低く設定するわけですね。
ただし、収穫忘れの芋は用地を耕した時に浅い層へ移動したりするので、
こうなると地表に近いところで発芽するため、開始点が高くなります。
飛地を避けたいのは、こうした理由もあったからです。
話は戻って、用地は限られ、飛地に耕運機は入れづらい。
そこで、しばらく使う機会が減っていた備中鍬の出番でした。
私の備中鍬は、4本立てて先端が尖っています。
これは一度の振り下ろしで刺さりやすく、そして土が砕けやすい。
耕運機を入れるほどでもない面積なら大活躍です。
最後の問題は……ジャガイモの作りすぎかな、お裾分け行きか。
- 2017/10/01(日) 23:59:00|
- 菜園
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