午前中は降ったり止んだりで、畑の草むしりか柵作りかと機会を窺っていると、
母は自治会の仕事で刈払い機を振るっていたと知り、外へ出ることにしました。
除草作業は任せ、一人で母の仕事場へ行って柵作りの続き。
すると間もなく、母からの電話で芝刈り機の始動方法を聞かれました。
芝刈り機は会長の担当でしたが、体調悪化で中断したため引き継ぐことになり、
耕耘機と同じスターター始動なのにエンジンが掛からない……とのこと。
自治会で使っている芝刈り機は本格的なもので、回転刃の直径は50cmくらい。
竹ぼうきを跡形もなく粉砕できるのではと感じるくらいのやつです。
耕耘機は畑に用がある人しか使いませんが、
芝刈りは家屋の近くや公園等、ほかに誰かが居る環境では事故の危険があります。
そのため1タッチとは行かず、幾つかの操作が定位置にないと始動しません。
ややあって始動させることができ、はじめて音を聞きました。
工場で使う業務用扇風機の最大出力みたいな───
[バオオオオオオオオ……]
───という、かなり大声でないと話しかけられても気づかない大音響。
なるほど、こんなものを1タッチ操作にするなんて絶対やってはいけない。
事故の危険性は誤操作のみならず周囲の音が聞こえなくなることにもあります。
グリップを放すとアイドリング状態となり刃の回転が停止する仕組み。
操作からの離脱そのものが危険性を下げるわけですね。
それにしても小石を巻き込んだ時の「ガン!」という音が怖かったです。
- 2017/07/01(土) 00:00:00|
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