三月に貰ってきた桜の剪定枝の大半は開花してくれましたが、
剪定後の経過時間が長かったせいか上手く咲かず葉桜になったものも多く、
それらは処分するしかないものの、ちょっと量が中途半端です。
と云うのは、それなりに多ければ破砕機を借りて剪定枝をチップ化し、
庭に撒くなりコンポストで分解するなり役立てることも出来ますが、
車に積んで一度の運搬で済む程度の量なので、処分したほうが早い。
そんなわけで自治体運営の処分場まで持って行くことになりました。
自宅から10km離れた場所まで車を出すことには理由があります。
「あれは、いただいてもよろしいですか?」
「いいよー、どうぞどうぞ」
同様に処分を待つ様々な樹木や剪定枝です。
おもに企業や戸建住宅の敷地から生じるもので、その種類も豊富。
そして持て余した竹林から運ばれてくる竹が必ずあります。
柵の自作に限らず畑でも竹は有用な資材です。
すると係員の方が声をかけてきました。
単純に処分することを残念に思っているようで───
「こっちにもあるよ」
「では遠慮なく」
───むしろ品定めに協力してくださるくらいでした。
新たな価値を得て持ち帰られる様子は喜ばしいことなのでしょう。
「あれはどうかね?」
「凄いですけど、うーむ……」
高さ250mm、直径500mmほどもある、松の幹を輪切りにしたもの。
これは私ではなく───
「いいわ、もらう!」
「本当に?」
───母が気に入ったようです。
きっと何か思いついたのでしょうが、今のところは未定。
さぁて、一気に資材が補充できたぞ。
- 2017/04/30(日) 23:59:00|
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