今日は色々ありましたが、お昼に竹箒(たけぼうき)を作りました。
材料は昨年の5月に自治体の処分場で譲ってもらったものですが、
母が作るつもりで日延べを繰り返し、本日に至ります。
先日のこと、その母が柄(え)となる竹に細枝を束ねて巻いていたので、
あまった材料を使い、私も挑戦してみた次第です。
───が、私にしろ母にしろ正確な作り方を知りません。
農家生まれの母も、祖父が作っていた姿を見た限りの話です。
つまり見よう見まね……どうせ自分が使うのだから失敗しても問題ない。
中学生の頃に校内清掃で竹箒を使った時、劣化で壊れたことがありました。
その時、柄が細枝の束から抜けてしまうことを防ぐ工夫を見ています。
柄の先端に目釘のような竹の串を刺していたのです。
この串が刺してあることで、ホウキを振り回しても束は抜けません。
私も真似ることにして、悪戦苦闘すること30分くらい。
針金をガチガチに巻きつけて完成です。
すると知り合いが通りかかりました。
「こんにちは」
「おー、何やってんの」
「竹箒を作ろうと思って……どうですか、これ」
「それっぽい、よく出来てるじゃん」
「使ってる内にクセがついて使いやすく……なりますよね?」
「なるよ、なる、大丈夫だって」
不恰好だけど、最初はこんなものでいいのだ。
帰宅して(きちんとした)製作方法を調べてみると、
私の作り方は素人の浅知恵に粗暴さを足したようなものでした。
爺ちゃん見てますか、どうぞ笑ってください。
- 2017/04/02(日) 23:59:00|
- 菜園
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