仕事中、椅子に座ったまま仮眠をとる習慣がついたせいか、
それ以前までの「抵抗できない時のほかは頑張って起きる」という方法よりも、
格段に仕事がしやすくなり、ずっと悩み続けて損をした気分です。
と云うのは、私は何年か前まで非常に寝つきが悪い体質だったため、
ちょっと机に突っ伏したり、楽な姿勢で目を閉じた程度では眠れませんでした。
ごく短時間の居眠りが出来ない体質であると分かっている以上、
眠るなら横になって───という手段しか残されていないため、
抵抗できる範囲は眠らず必死で抵抗してきたわけですね。
そこで、抵抗できないと分かった時点でヘッドホンを着け、
Youtube等にて「誰かが延々と何らかの作業をしている動画」を再生し、
無駄と知りつつ肩肘をついて居眠りを決め込んだところ……眠れました。
眠っている最中、たまに目覚めていたものの30分くらいは休むことができ、
仕事も順調に進み、これ以降の基本的な姿勢としています。
動画の効果は「自分が眠っていても誰かが仕事を進めてくれている」という、
一人で仕事をしている私が責任から解放される擬似体験なのでしょう。
実際には何も解決していませんが、疲れは解消できています。
一人で仕事をする環境が、別の意味で「落ち着かない」という奇妙な例です。
- 2017/01/30(月) 23:59:00|
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