午前中、知り合いのお子さん二人が実家に来ていました。
殆ど親戚のような長い付き合いの間柄で、この二人の姉弟は孫にあたり、
どちらも小学生で、しっかり者で気が強いのが姉、対して弟はやんちゃ。
しばらくして弟君が輪ゴムをみつけて遊び始めました。
左手の親指に引っ掛けた輪ゴムを、右手で引いて飛ばすアレです。
立てたサインペンを標的として撃ったものの、当たらない。
ずっと上記の飛ばし方を繰り返しているので、
命中率はさて置いて、聞いてみることにしました。
「これ知ってるか?」
「なに?」
「こう、くるっと……」
右手の小指に輪ゴムを引っ掛け、手の甲を介して人差し指の先にかける。
小指を引き抜くと輪ゴムが飛ぶわけですが、命中率は高くありません。
「どうやるの?!」
「最初に小指」
それでも当たらないようなので、最初のやり方を少し解説しました。
「また外れた!」
「引っ張る時に捻ってみろ」
「?」
「捻りながら輪ゴムを引く……こうすると親指の先に当たらない」
こういう遊びが僅かでも現代の子供を惹きつけるのは、新鮮だからなのでしょう。
5分で飽きる遊びでも、それを知り得た瞬間に彼らの好奇心が満たされ、
また次の何かを求め、それが連続して学習になる。
楽しいんだろうなぁ、毎日が。
既に通り過ぎた道とはいえ、彼らが羨ましくて仕方がありません。
- 2016/08/04(木) 23:59:00|
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