妹が栗菓子の好きな母を連れて行きたいお店があると云っていて、
それは3年ほど前からのことだったので、このたび県外まで走りました。
私の仕事は忙しいままですが、なんとか出来ないこともありません。
私、母、弟、妹、弟の彼女さん、妹の彼氏君の六人。
二台の車に分かれ、国道を北東に走りました。
仕事が始まって原稿料を得るまでの間、全く人に会わない私にとり、
生活は地元の数キロ県内に完結していて、それはそれは変化に乏しいです。
そうすると自宅を離れることが負担になって、ますます外出しなくなります。
そんな中で思いがけず遠出することになった本日、
畑ばかりで申し訳程度にしか人家がない山間部を走っていると、
精神が数年ぶりに深呼吸するかのようで、とても頭がスッキリしました。
「三ヶ月に一回くらい、こういう日帰りの遠出をするのもいいな」
「うん」
妹が母を連れ出したいと云っていた理由が、なんとなく分かりました。
弟妹に比べると私と母は遠出をせず、それが窮屈そうにも見えるはず。
帰り道でラーメン屋を探すも、時間帯から営業中である店舗が殆どなく、
そこに弟の「この店は美味そう」という"お眼鏡"も入って十数件を素通りし、
挙句にチェーン店に落ち着いてしまう、そんなことすら楽しいのです。
地元に飽き飽きしていた車にとっても、羽を伸ばせた一日になったと思います。
- 2015/10/11(日) 20:00:32|
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