第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

チャレンジ

近所で小さな子供の声がしたので振り向いたら、
庭先の高さ30cmくらいのブロック囲いの上を、
父親が綱渡りのように「トトト……」と歩いてみせていました。

「ほら、○○もやってみなー」
「やだ!」
「なんでだよー」

囲いは、お子さんの膝を越す高さ。
乗って歩くには恐いのでしょう。
しかし「やってみたい」という気持ちはあるようで、
囲いの端まで走ったかと思うと、乗らずに戻ってきたりします。
子供には毎日のように連続する、「出来る/出来ない」が試される瞬間。

以前の日記に、私は小学5年生までカナヅチだったとか、
未だに立体視が出来ないとか書いた気がしますが、
最近もう一つ「出来なかったこと」を思い出しました。
走り高跳びの「背面跳び」です。

ようするに学生時代の走り高跳びの全てが「ベリーロール」で、
どう認識をひねったら出来たものか、背面跳びが不思議でならない。

鉄棒、マラソン、水泳、跳び箱……と、記録はともかく、
およそ義務教育課程で実践するであろう運動について、
終ぞ出来ないまま通り過ぎてしまった、唯一の「背面跳び」。

私の体は、何に気付けずにいたのでしょうか。
何らかの「取っ掛かり」があれば難なく実行できそうなものを、
体は「それ」が分からないばかりに、跳べないまま大人になりました。

昨日の、自転車が漕げなかったお年寄りは、
今日は自転車に乗りながら満面の笑みで声をかけて来ました。

「乗れたわ! 足が上がったの! 漕げたの!」

昨日の段階では、右足が一定の高さから上がらなかったようです。
あの時は冷静に受け止めることが出来ず、ただただ狼狽していた様子。

あれから少しずつ練習してみたら、元に戻ったのだとか。
何度も御礼を云われ、嬉しそうに御自宅へ戻られました。
良かった……本当に良かった。

幼年期、青年期、中年期、老年期と数えて、
私はあと幾つの「出来る/出来ない」と対峙することになるのか。

とりあえず、絵に関しては「出来ない」を減らして行きたいです。
  1. 2010/09/07(火) 21:48:50|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<いい加減 | ホーム | 可能から不可能>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://7hira.blog20.fc2.com/tb.php/128-17cb1c68
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

七片 藍

Author:七片 藍
フリーイラストレーター

当ブログについて
:本家[ether]
:mixi[499935]

カレンダー

01 | 2020/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

カテゴリ

絵:執筆情報 (63)
ソーシャルゲーム系 (28)
TCG系 (14)
書籍系 (17)
絵:個人作品 (14)
トップ等 (10)
聖域 (1)
悪魔 (1)
神威 (1)
ほか (1)
日常 (3430)
創作 (85)
DIY (100)
菜園 (590)
疑問 (3)
ゲーム (27)
スポーツ (2)
探しもの (6)
生物 (49)
未分類 (2)
修理 (8)

検索フォーム

最新コメント

月別アーカイブ

QRコード

QR