この日は(耕運機が使えないので)人力での耕作でした。
点火系を疑って配線の導通検査はしてみましたが、
一本だけリコイルの裏側から出ていて端子に触れない。
リコイルを取り外すとなると、キャブレターやら色々と外すことになります。
そしてキャブレターを外すとガスケットも新調することになりますから、
雨が降る前に済ませておきたい作業もあるし休戦です。
そんなわけで備中鍬を使って耕すことになりました。
昨年暮れは堆肥を調達できなかったため、この一年で土が締まっています。
落雁(らくがん)のように固く、耕すというより"切り崩す"ほうが近い。
分解が進んだ籾殻を大量に投入し、いざ。
剣先の備中鍬は普通の鍬より能率は良いのですが───
「うおぉぉ……!」
(小休止)
「うおぉぉ……!」
───無闇に掘り起こすのは、むしろ良くありません。
目的は籾殻を漉(す)き込んで土を柔らかくすることなので、
一度の鍬で切り崩す量は少なく、より細かいほうがいい。
ただ、そうすると耕運機が最適という皮肉。
2畳くらいの面積に1時間くらい要しました。
とにかく固く、堆肥の重要性を痛感することしばし。
数時間後の今、手足が抜けるようにだるい。
- 2023/11/05(日) 23:59:00|
- 菜園
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