第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

大物退治

この日は、ようやくクッションフロアを貼り終えました。
切り出しに失敗したものの、なんとか誤魔化せる程度のものです。
母いわく「作業者(私)が指さないと分からない」とのこと。

大掛かりな作業としては本日で完了。
あとはシートの継ぎ目をシームシーラーで接着して閉じるだけ。

床についてのみ数えれば、始まりは2020/09/12(たぶん)。
合間に幾つか別の修繕を挟んでいるものの、まるっと2年以上です。
そして本日の作業で最も喜ばしい出来事は───

「(接着剤が足りた!)」

───これに尽きます。
購入した分量は10㎡で、予定面積である台所の床全体とギリギリです。
「ケチって接着強度が弱くなる」なんてオチだけは笑えない。

最終的には容器を逆さまにしても垂れて来なかったものの、
説明書には「ヘラで掻き出す」とあった通り、それが意外に多い。
粘性が高いので容器の内壁に残っている分だけで1㎡に余りました。

ところで当月17日の記事にも書いた「突出部を写し取った型紙」ですが、
これは一度も使う機会がなく、巾定規だけで全ての作業が済みました。
使うならクッションフロアよりフローリングの切断でしょうね。

よし……なんとか終わったぞ。
まだ見切りとか壁とか、引き戸とかレンジフードとか、
脱衣場の壁塗装とか色々控えてはいますが、それは大掛かりでもない。

とりあえず明日はシームシーラー、床下収納のフレーム固定かな。

  1. 2023/03/31(金) 16:52:40|
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あと一歩

この日が週次の激務曜日であることを忘れていました。
昨日は修繕を頑張ったので、本日は強壮剤を飲んで挑んでいます。
そして帰ったら再び修繕───ということで、体が重いです。

そんな本日は、第4シートの接着でした。
オープンタイムも忘れず挟み作業としては上々です。

切り出し、および貼り付けも4回目ともなれば"コツ"が分かって来て、
寸法ぴったりに切ると、むしろ接着の際は微調整が利きづらいこともあり、
「どこを落とせば余裕が出来るか」といった判断もできるようになりました。

そして今回、床下収納の蓋(ふた)に使うシートの作業も終えています。
これは第4段階を敷いた上で、模様の向きを合わせる必要もありました。

こうして残るは第5段階の範囲だけ。
正確には───

・床下収納の蓋、および枠フレームの設置、把手の取り付け。
・脱衣所との見切り、および壁と引き戸の設置。
・勝手口の見切り作成。
・壁際の全周にコーキング。
・流し台の石突に再塗装(またはシートで保護)。

───台所だけでも以上が残っていますし、
レンジフードの自作や脱衣所の再塗装と、やることは幾らでもある一方
クッションフロアのような大掛かりな工程は完了間近となりました。

ぬかるなよ私。

  1. 2023/03/30(木) 23:59:00|
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もう少し

この日は昨日に引き続き第3シートの接着、
および第5シートの切り出しを終え、あとは接着工程のみとなりました。

しかし第3シートの前半でオープンタイムを忘れています。
あれほど緊張感を持って取り組むよう戒めたにも拘わらず……。
修繕の終わりが近づいたことで、むしろ弛んでいるのでしょうか。

さて一連のクッションフロア切り出し作業なのですが、
これまで何度か掲載してきた見取り図のように"正確"ではなく、
実際には建付けの変化等により、ほぼ直角部分がありません。

顕著な例としては、下図の白い部分です。

20230329.jpg

とくに左上の側面が明らかで、隅に向かって内側に張り出しています。
クッションフロアのみならず下層の合板から影響を受けることに。

こうした箇所の何が困るのかと云うと、定規が使いづらくなる点です。
直角だと思って切ると余白ができるため、壁に沿って切る必要がある。
あちこちで、こんな例への対処も求められるわけですね。

それもこれも、ようやく大詰めでございます。
特に母が喜んでいるし、妹も見に行きたいと云っています。

無事に終えたい。

  1. 2023/03/29(水) 19:24:06|
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高難易度

この日は第3・4シートの切り出し、および第5シートの仮敷きです。
柱や隅などを避けつつ、ぴったり切り出すには床に目印を入れますが、
これは文字通り「床(合板)が見えていないと記せない目印」です。

よって第3・4・5……と、シートを敷きながら作業をしていると、
第5シートは最後の一枚なので、床面の全てを覆ってしまい記せません。

そして模様合わせは"一つ前のシート"を基準にループを合わせます。
第3シートは第2シートを基準とし、第4は第3を……という具合で、
一つ前のシートが未接着(動く状態)だと、基準点がズレやすい。

本日は第3・4シートを切り出したわけですが、
ここまで未接着だと、第5を切り出す頃には基準が大きくズレるので、
最後の一枚だけは単独で切り出し・接着を行うことにしました。

予定では、今週中に全てのクッションフロアを貼り終え、
シームシーラーで仕上げ、床については修繕を完了できそうです。

ところで妹が作ったチーズケーキが美味しくて幸せになれました。

  1. 2023/03/28(火) 23:59:00|
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救済手段

この日は昨日の続きを中止して再び学んでおりました。
理由は、第1~2段階の貼付けが済んだ一方で"粗(あら)"が目立ち、
気力と体力の消耗に見合ったかどうかには、少々不満があったからです。

何かと云うと「シートと接着剤の間に残った気泡」。
身近な例では、スマホの保護フィルムを貼る時に失敗した時でしょうか。

十分なオープンタイムを経た接着剤は、粘度の強いガムのようでした。
これをシート上から圧着するにあたって均一に貼り付けるのは難しく、
どうしても空気抜きが不十分な箇所が生じてしまいます。

そして空気を閉じ込めた箇所には気泡ができてしまう。
スマホの画面とフィルムほどには完全密閉されないものの───

「(あぁ、見える……僅かに膨らんでる……)」

───視点の高さや照明の当たり具合にもよりますが、
不本意ながら見事に箇所が分かるので、手掛けた本人としては気になる。

こうして本日に学んだことは、気泡は貼り付け後でも処理が可能であること。
さらに気泡抜きは、貼り付け後の半年間くらいは可能であること。
おそらく接着剤の変性と固着が完了し、定着するまでの期間なのでしょう。

そして方法ですが、気泡がある箇所を加熱してから再び圧着するのだとか。

・ドライヤーで炙る。
・蒸しタオルを被せる。
・タオルを敷いた上から低温アイロン。
・シートが焦げない距離からバーナーで炙る。

バーナー以外は、割と安全そうな手段で助かります。

櫛ベラで塗り拡げた接着剤は厚い層と薄い層の縞模様になり、
再びの圧着で押し潰された気泡は、これらの隙間に散って行くようです。
完全に処理できるかは別として、ある程度はマシになるということでしょう。

さて、次は第3シート以降の切り出し……。

  1. 2023/03/27(月) 23:59:00|
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王手の壱・弐

この日は、いよいよクッションフロアの貼り付け作業を始めました。
第2段階の範囲まで進めた結果から書くと、失敗に次ぐ失敗です。

シートには様々なパターン(模様)が印刷され、
このパターンは基本的に一定間隔でループしており、
そしてシート端部には"耳"と呼ばれる僅かな余分があります。

これはシートを2枚目・3枚目……と横に連結させる時の案内になっていて、
ループの始点を示し、耳と合っていればループが一周するわけですね。

ただし余分は切り落とす必要があるので、これが難しい。
シートを切ってみると分かりますが、カッター刃の消耗が激しいのです。
きっちり切るよう努めると、50cmほど切り進めば切れ味が悪くなります。

よって頻繁に刃を折り取って切れ味を回復させねばなりませんが、
集中していると切れ味が低下したことに気付かず進んでしまう。

すると明らかに切断面が荒れ、継ぎ目がきっちり合わなくなってしまう。
さらに蛇行してしまうと、継ぎ目に隙間が生じてしまうのです。
これだけは避けたかったのに。

切ってしまったものは元に戻らない───これが失敗の始まりでした。

▼失敗その1
第1シートと第2シートの継ぎ目部分にて発生。
蛇行によりシートの主要部分を僅かに切り過ぎ、隙間を作ってしまう。

▼失敗その2
第2シートの前半で10分程度のオープンタイムを忘れる。
接着剤を塗布した後、ほぼ間髪を入れずにシートを敷いてしまいました。

▼失敗その3
「その2」の接着剤を塗布する際、範囲が歪(いびつ)で分かりづらくなる。
前半部分のシートを少し剥がして後半の接着剤を塗布する始末です。

▼失敗その4
巻かれたシートを踏む。
紙と同様、折り目がつくとシワが寄って目立ちます。
以上、総じて疲労と慣れによる集中力・緊張度の低下が原因です。
甘く見て先読みを始める頃が最も危ないという、典型的な失敗例。

とは云え、なんとか全体の4割くらいを敷くことが出来ました。
接着剤が安定するまでは24時間くらいを見ておくと良いらしく、
継ぎ目にシームシーラーを注入するのは後日に。

何事も謙虚でいることが一番であります……(反省)。

  1. 2023/03/26(日) 23:59:00|
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宮仕えの辛いところ

この日は副業の終わり際にベテラン補助員が居残っており、
上役からの指示でフォークリフト取り扱いについて指導を受けていました。

……と書くと、何か事故でも起こしたかのようですが、
数日前に私も指導を受けており、いわば定期的な注意喚起という感じです。
幸いなことに、現場では誰かが大けがをするような事故は起こっていません。

"運転"と名が付く行為には安全上の注意義務があり、
数多くの「~では**せよ」といった指示がある中で、
律儀に守っていては作業が立ち行かないこともしばしばです。

ベテランともなると「体で覚えたもの」を否定されることも多く、
流儀ともなった手癖を諫められるにあたり、障害となるのは往々にして───時間。

「こ~んなこと、やってられるか! 間に合わへんがな」
「……まぁ、そうなんですけども」
「そんなのよりアレを何とかせぇや、何年も前からワシが云っとるやろ!」

解説に来るのは二回りも若い指導員。

経営層は社員に自助努力を迫り「お金の要らない投資」を実現させがちです。
職場が数年越しで熱望する小額投資を無視して理想を語り、さらには要求し、
結果が出なければ指導と云う名の地団太を踏む……と書くと分かりやすい。

そうしてフォークリフトを前に指導を請けるベテランは、
数えて十回目の同じ説教を食らう子供みたいに"面白くない顔"をするのでした。

「だはははは」

離れたところで笑ってしまった私に、手を振っています。
「早く終わんねぇかな」とでも云いだけでした。

十数年の専業で久しく忘れていた、この空気が不本意ながら楽しい。

  1. 2023/03/25(土) 20:52:56|
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とどめの材料

この日は用事のついでにクッションフロア用の接着剤を購入しました。
結局、先日に買うつもりだった商品と同じ物を選ぶことに。
メーカーの公式サイトによればシーラーは必要ないようです。

そしてシームシーラーも購入。
これはシートの目地(シーム)を埋めて接着するもの。

シートの貼り付けには裏面(床の表面)に接着剤を塗布しますが、
"断面"にも接着剤を使うことにより強固なものとします。
ようするに───

・乾燥
・歩くことで生じた摩擦
・目地に入った水分やゴミ

───こうした要素による、めくれ上がりを防ぐわけですね。
水平方向の結びつき(引っ張り)が生じ、さらに定着が強くなります。

とは云え、これはシートの貼り付けが終わった後に使う接着剤です。
工程としては終盤で、壁際コーキングの一歩手前くらいでしょうか。
これを施す頃には、もう台所が様変わりしていることでしょう。

天井から始まり、壁、そして床下───ぐるっと立体的に一回り。
当初から修繕の様子を見て来た母としては、期待が高まるばかりの様子。

その期待に報いられれば良いのですが。

  1. 2023/03/24(金) 23:59:00|
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いつも時間が敵

この日は案の定で副業が忙しく、そこに再びの雨が降り、
先日から引きずる首から肩甲骨にかけての痛みが止みません。
かわりに頭痛が治まりつつあることだけが救い。

血圧による頭痛は初期だけで、以降は気候変動なのでしょう。
こういう時期は体が順応するまで待つしかない。

結果的に日延べとなってしまった修繕作業は、
現状ではシートの切り出しと接着を控えた状態ですが、
次なる問題は接着工程で利き腕を酷使することになる点。

なにしろ台所の床全体に塗布する必要があり、
車のワイパーになったつもりで糊を塗り拡げることになります。

ここで一つ作業の障害となるのは、接着剤のオープンタイムです。

オープンタイムとは塗布した接着剤を放置する時間のことを指します。
すぐには貼り合わせず、あえて少し乾燥させて粘着度を増加させる等、
糊の変性を考慮して最適な状態での接着を図るのです。

つまり、オープンタイムを考えるとモタモタしていられない。
一定範囲を丁寧に塗っていると、始めと終わりで時間差があります。

その時間差のままオープンタイムが始まるわけですから、
食べ物で云うならば「固ゆでと半熟の卵」が同時に出来てしまい、
一つの床面で接着度にムラが生じるわけですね。

湿度や温度にもよりますが、オープンタイムは15~40分程度。
作業そのものに慣れているかどうかで結果が変わりそうです。
並行してシートの切り出しも必要になる。

切り出し作業だけで緊張が増すのに、厳しいなぁ。

  1. 2023/03/23(木) 23:59:00|
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アナログ世界の掟

この日は(昨夜も頭痛が続いていたため)、
朝から昨日の接着剤について調べておりました。
結局、下地の吸水性は大ざっぱに以下の認識になるようです。

・吸水性◎───コンクリート
・吸水性〇───木材
・吸水性×───金属

この内、私の修繕では合板を用いているため"木材"となります。
そして購入予定だった接着剤は、吸水率の低い下地を推奨。
高い下地ではシーラーによる前処理が必要とのこと。

そんなわけで昨日の接着剤が使えるということになり、
本日は改めて買いに行く予定だったのですが……。

一昨日よりマシにはなったものの、相変わらず頭痛→首の痛みが続いており、
ゆっくり入浴してみた結果、今度は反対の左側が痛み始めました。
右側の痛みを庇ったことで左まで悪くした様子。

もう諦めて休むことにした結果、それも少し回復しました。
次なる問題は明日───週次の激務である木曜日です。

短時間で回復しきらない程度には、きっちり老化しているわけか。

  1. 2023/03/22(水) 23:59:00|
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適材適所

この日はクッションフロアの接着剤を買うつもりでいたものの、
購入予定だった品の陳列棚を目指すと記憶した場所と違いました。
接着剤だけが揃えられた棚ではなく、接着に使う道具が揃う場所です。

あえて場所を変えた意図は不明ですが、クッションフロア用であることは確か。
とは云え、ここまで作業を追い詰めて「最後の選択」を誤りたくもない。

そんなわけで店員さんを頼ったものの、どうしても説明書に頼らざるを得ず、
すると説明書の文言から判断するしかないわけで、これが理解に困る。
別紙資料を参考に……などと書いてあっても───

「クッションフロアに使える旨は書いてあるんですがね」
「はい」
「ここの『水分が少ない下地』ってところが、どういう想定なのか」

───そこから先の説明までは書いていない。

「じゃあ下地が合板だと接着度が変わると」
「そこなんですよ、シーラーが必要なのか直接でもいいのか」
「接着前の下地シーラーがある?」

「ありますよ、これです」
「となると、シーラー込みじゃ高くなるわけか」
「ですねぇ、それを考えると、あっちの接着剤のほうが……」

接着剤のみを揃えた棚にある商品では、下地の対象がコンクリートです。

「あれならシーラー分を除けば割高でもない、と」
「でもコンクリート下地を想定していて、合板となると……」

タブレットを片手にメーカーの説明を読み進めるも、
決定的な記述に乏しく、こうなるとメーカーに問い合わせたくなる。

「来る時間が悪かったな、昼間にすれば良かった」
「いえ、それが今日は祝日なので」
「あっそうか、メーカーも休みか」

結局、情報を持ち帰って検討することにしました。
WEBでのメーカー説明も、リンクが多くてタブレットでは調べづらい。
やはりここはパソコンで比較対照しつつ、最適解を得たいところです。

その前に一つ探しているものがあるのですが、それは明日に。

  1. 2023/03/21(火) 23:59:00|
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オーバーヒート

この日は昨日の続き(ひとまず接着は明日に日延べ)をする予定でしたが、
昨日の作業後、うなじから右肩にかけて重い強張りが生じて以降、
寝て起きると酷い頭痛が始まり、そのまま副業へ出ました。

作業中は集中していることもあって気にならなかったものの、
退社が近づくにつれ頭痛が重くなり、とうとう吐き気まで催す始末。

結局、帰宅後は寝床に入って4時間ほど眠ることになりました。
少し前に雨が降って冷え込みが戻ったことに端を発しているのか、
そこに修繕作業で集中が続き、血圧が異常に上がってしまったようです。

どうにも、冬から春へ差し掛かる頃に来る「寒さのぶり返し」では、
こういう体調不良が出やすいようなので、今後は注意したいです。

ある程度の若さは、図々しくない程度にすべきですね。

  1. 2023/03/20(月) 21:08:16|
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「これだけ?!」

この日は、いよいよクッションフロアの裁断に踏み切りました。
初日としては第1段階の範囲のみと決めて挑みましたが……。

怖い。 「失敗してもいいや」なんて気持ちになれない。
まだ何か手は打てるはずと考える一方、やるまで分からないことが多い。
私は本業にしても何にしても、こうして二の足を踏むことが度々あるのです。

そんな時、子供時代に友達と近所の山へ行った日のこと、
1.5メートルある法面(のりめん)の上から飛び降りた時を思い出します。
友達が事もなげに飛び降り、足の痺れで変な声を上げた様子を見て───

「(やってみろ、お前も)」

───自分で自分の心をポカっと小突く。
体験したことのない浮遊感、直後の衝撃、遅れて足を駆け上がる痺れ。
直前まで私を支配していた恐怖の、バカバカしくなるほど呆気ない失脚。

ぐずぐずと怖気づく時、これを脳裏に「思い切る」ことにしています。

切りしろ(模様合わせ等を兼ねた余白)は巾定規の半分程度を確保して開始。
すぐに切りしろが邪魔になってきて、何をすべきか分かり始める。

壁に合わせて切るなら、巾定規の半分だけシートを壁から後退させる。
巾定規は壁に押し当ててシート上に重ね、壁に沿いつつ切り進む。
切りしろを除いて後退させた分を戻すと───壁の形に沿って切り取られている。

「(そういうことか……)」

ああ、思えば絵描きのくせに図形問題(というより数学全般)が苦手だったな。
やっぱり私は実際に取り組まないと、嫌になるほど体で理解する人間なのか。

少々の失敗こそありましたが、なんとか修正が利く程度で成功です。
最終的に壁際は全てコーキングで埋めてしまう予定なので、
1~2mmくらいの不足は問題ありません。

そんなわけで第2段階の範囲まで裁断を終えましたが、
現時点で第1段階を接着すべきかどうか、ちょっと考えています。

こうなると話が早いので、どんどん進めよう。

  1. 2023/03/19(日) 18:49:19|
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使うまで使うつもりの使っていないもの

この日は明日のクッションフロア裁断に向けて最後の予習です。
かれこれ今回に至るまで色々な動画や記事を見て来ましたが、
本当に手法がそれぞれで───

・道具が充実している場合
・まともに道具が揃っていない場合
・プロの目線から見て「**は避ける」等

───いずれも勉強になる一方「やってみると……」という但しが付き、
事前に得た知識を"手作業の実際"へと落とし込むにあたって、
大半の情報は補強に留めるべきであると示されています。

つまり頭でっかちになってはダメということ。
失敗できないことは云うまでもありませんが、
やってみて「そういうことか」と体に憶えさせるわけですね。

隠せる箇所の仕上がりに妥協するのも一つです。
購入したシートの全てを失うわけではないのですから、
第1段階で失敗したら、それを端材として練習するのもいい。

上手く行くかな……いや失敗するものだと思って挑もう。

  1. 2023/03/18(土) 23:59:00|
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戦闘準備

この日はクッションフロアの型紙を全て作り終えました。
結果、第2段階の範囲だけは必要ないことも分かっています。

20230317.jpg

・第1段階の範囲───柱と引き戸の枠(ピンク部分)。
・第2段階の範囲───壁と流し台。
・第3段階の範囲───柱と納戸の枠(ピンク部分)。
・第4段階の範囲───柱(ピンク部分)。
・第5段階の範囲───柱(ピンク部分)。

この内、第2段階(赤線の範囲)は単純な直線だけなのです。
柱を避けた細かい切り取りがなく、型紙が必要ないわけですね。
(勝手口の部分は壁に突き当たっていないので切り落とすだけ)

この型紙も、どれだけ有効なのか知れたものではありません。
しかし裁断の前に出来ることは少ないので、あとは実際に切るだけ。

明後日の日曜日に予定しております。

  1. 2023/03/17(金) 14:56:21|
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お約束

この日は台所に集めておいたゴミの処分でした。
今は私の自宅となっていますが、もともと母の仕事場であったため、
希望参加の自治会には所属しておらず、ゴミ集積所も利用していません。

と云うより、業務上のゴミは"事業ゴミ"となるため処分は有料です。
半月から一ヶ月分をまとめ(食器棚のほかに家具がない)台所に集め、
車に積んで処分場へ持ち込むことになります。

つまりゴミが溜まって来ると修繕作業の邪魔になるわけです。
いよいよクッションフロアを裁断する工程に入ったため、
作業の妨げになるものは早く処分するに限る。

資源ゴミとは処分場が異なるため二度手間になりましたが、完了。
買い物も済ませ、ようやく元の広い作業空間(台所)に───

「あんた、2袋も残ってたわよ」
「は?!」

───なりませんでした。

  1. 2023/03/16(木) 23:59:00|
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ぽけー

この日は殆ど自室に籠って放心状態でした。
昨日のような申告完了の後、毎年こんな感じになります。

申告書類の意図せぬ不備で罰金があったら……などと考えると、
思い付く限りに数字を疑って、間違いのないよう努めるのは当然のこと、
せめて申告会場でハンコをついてもらうまで小心者の緊張は治まりません。

たまに「ここ記入がおかしいですね?」などと云われることもあり、
単純に記入欄がずれていた程度のミスで事なきを得ていますが、
それすら怖いし提出直前までビクビクしています。

貧乏所帯の小さなミスは身を削ぎかねない。
よって滞りなく提出が済んだ後は、ごっそり気力を削られる。
提出日までの毎日を経た翌日などは、耳から魂が抜けていく気分です。

白髪の半分は自営業を始めてからの分だな、きっと。

  1. 2023/03/15(水) 23:59:00|
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ほっといてくれ

この日は(提出期限の最終日ではないものの)確定申告を終えました。

年に一度の作業もパソコンを併用することで幾らかは合理化が利きます。
しかし提出を終えるたび安心してしまい、そこで合理化が止まり、
結局は何年かを要していますが……便利なればいいのです。

ところで私は数字が苦手だと書きましたが、
この先ずっと克服できない弱点なのかとションボリしていたところ、
私が苦手なのは「5桁(*万円)以上の金額」であると分かりました。

つまり9999円までは単位つきでも読み書きに支障はないようです(たぶん)。
これはリズムのように体で理解している感覚に近い。

そして金銭感覚が如実に反映されたかのような、地味な許容範囲……。

  1. 2023/03/14(火) 23:59:00|
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機能の外部化

この日は結局(探しても見つからなかった控除証明書の)再発行に行きました。
マイナンバーカードの申し込みが殺到している中、係の人に申し訳ない。
それにしても、どこに保管したのか───誤って処分したのかな。

せっかくマイナンバーカードも発行されたことですし、
今回は従前どおりの申告として、来年はスマホで済ませたいです。
たしか証明書も連携で揃えられるはず……まだ勉強してないけど。

スマホを使い始めたのは転居した2年前からですが、
あれこれ便利なので、とんでもない機器だなぁと感じます。
5桁の数字で「ん?」と何度も確認する私とは違う。

本当、順調に取り残されてるんだな……。

  1. 2023/03/13(月) 23:59:00|
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どうにかして

この日は確定申告の計算に明け暮れておりましたが、
一部の控除証明書を紛失しており再発行が必要になっています。
普段から保管するよう努めていたのに、一体どこへ仕舞ったのか……。

昔の記事にも書いていますが、数字が苦手な私は何年経っても慣れません。
たった5桁の数字すら、前後を読み間違えたり誤入力したり。

×42683 → 〇42863

×69311 → 〇68311

老眼も手伝って、こんなことばかりです。
そして───

「1まん3ぜん2ひゃく6じゅう5えん」

───と読み上げるより、ただ数字だけを読み上げたほうが憶えやすい。
あくまで憶えやすいだけであって憶えるのが得意なわけではない。
読み誤ったまま記入→計算→入力し、結果として間違えたりします。

これだから控えの用紙が欠かせない。
必ず鉛筆で控用紙に記入し、検算が済んだらボールペンで申告用紙に清書。

疲れる……。

  1. 2023/03/12(日) 23:59:00|
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なんとなく

この日は副業から帰ろうとした時になって───

「Mさん週明けから転勤だって」
「そうなの?!」

───寝耳に水のことで驚きました。

少し前の記事に書いた人とは別人で、作業で彼との関りは殆どない。
もっと云えば互いの名前を呼ぶことすらなかったように思います。
歳は私より少し若いくらいでしょうか。

なんとなく親しくなったものの、何が理由かは憶えていない。
居残り常連の私が他の現場を手伝うことは少ないですが、
おそらく彼の作業を補助したことがあったようです。

しかし取り立てて何度も手伝ったことはないはず。
それでも本当に「なんとなく親しい」のは事実だったので、
外回りに向かう車を呼び止め、せめて挨拶だけはと思いました。

彼は夕方まで戻らないし、来週からは会うこともなくなります。

「おーい!」
「あ、どうもっす」
「転勤、たった今聞いたから」

「そうなんすよ急に決まって……色々お世話になって」
「いや僕は何も、とにかくお達者で」
「はい!」

なんとなく握手。
思えば彼とは、なんとなくが多い。

一言で「良い関係だった」と思えばいいかな。

  1. 2023/03/11(土) 23:59:00|
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手の中の時間

この日は副業の帰り際にベテラン作業員と話しました。
還暦を過ぎ、少し前までは普通の社員として仕事をしていましたが、
持病と体力から第一線を退き、私と同じ補助員の作業を兼ねています。

40年以上も同じ会社で働いている人からすれば、
世相や待遇を含め、昔と今では大きな違いがある。

自分の足元に降り積もっていく時間の粒子は、悲しいものを懐かしく、
腹立たしいものを苦笑いに、喜ばしいことを美しく変えていきます。

「昔、会社から特別手当を出されて大賑わいなんてあったよ」
「そりゃ羨ましい」
「今の若い子は可哀そうだ、あんまりだ」

寂しそうな顔でした。
そう聞いて今のありさまを嘆くつもりはありませんが、
この世代に云わせることのほうが、よっぽど悲しくもあります。

兎角「『今の若いモンは』が嫌」などと紋切型に扱われる年配者層に、
むしろ「そうあってほしい」と思うのは、私が歳を経たからでしょうか。
仮に自分が哀れな身分だとしても、他人にまでそうあって欲しくはない。

年寄り笑うな行く道だもの、か。

  1. 2023/03/10(金) 23:59:00|
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「そうだった!」

この日は昨日の続きを進めるつもりでおりましたが、
うっかり数日前まで───

確 定 申 告

───の時期であることを忘れておりました。
こうまで放置していたのは過去数年で例にないことです。
先日ようやくマイナンバーカードを手にして安心したのが原因かも。

ところで日中が随分と暖かくなりました。
副業では暑くて防寒具を脱いだり、水筒のお茶が要らなかったり、
自室ではファンヒーターを点ける時間が極端に短くなっています。

これでも十数年前には3月にドカ雪が降ったこともあるので、
副業へ向かう夜明け前と昼間の寒暖差は侮れないのですが、
これくらい暖かくなれば、ギックリ腰は心配しなくとも大丈夫かな。

リフトマンが補充されないので、現場仲間のためにも休みたくない。

  1. 2023/03/09(木) 16:34:00|
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隅っこは大事

この日はクッションフロアを貼るための型紙を作りました。
型紙といっても床と同じ大きさの紙を切り出すわけではなく、
柱などの壁から突出した箇所や、四隅だけを正確に模(かたど)った紙です。

これを該当各所に敷き、上っ面に両面テープ、それからシートを敷くことにより、
突出部や四隅の「位置と形状」がシートに接着されて写し取ることになります。
あとは型紙どおりに切ることで必要な形のシートだけが残るわけですね。

ただし、これらは「突出部と四隅の切り出しを容易にするもの」であって、
それ以外の一直線な壁沿いは、巾定規や地ベラを用いて切ることになります。

クッションフロアのシート幅は、合板と同じ910mm(または1820mm)。
購入したシートは910mm幅なので、まず最初の一面を第1段階とし、
幅910mm・長さ2600mmの範囲を切り出すことになりそうです。

順番としては───

(1)第1段階のシートを切り出す。
(2)第2段階から先の型取りを全て済ませる。
(3)第1段階のシートを貼り付け。

(4)第2段階のシートを切り出す。
(5)第2段階のシートを貼り付け。
(6)第3段階から先も(4)と(5)の工程を繰り返す。

───こんな感じでしょうか。

第2段階から先の切り出しを一度で終えてしまわないのは、
第1から第2、さらに第3……という繋ぎ目の部分において、
一つ前のシートと重ねた状態で切らねばならず、位置がズレやすいからです。

さぁて、上手く行くことやら。

  1. 2023/03/08(水) 16:43:21|
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最後から2番目の買い物

この日は巾定規(はばじょうぎ)を買いました。
クッションフロアの裁断に使う、透明アクリル製の寸詰まりで分厚い定規です。
以前から買うつもりでいましたが、幾つかの理由で二の足を踏んでおりました。

紙とは異なり、同じ一枚でもクッションフロアは"厚み"が障害となります。
たとえば壁際ぴったりに切るためカッターを真一文字に走らせると───

・厚みで摩擦が増して刃を取られる。
・シートにシワが寄って蛇行しやすい。
・刃の角度によって正確な寸法に切れない。

───特に3番目が厄介です。
壁際はカッターの刃を垂直に立てることが難しく斜めから入れますが、
すると角度によって「切るべき線」が前後して寸法が狂うわけです。

・角度が浅い───刃が上反りして断面が目立ったり、僅かに寸法が大きくなる。
・垂直に近い───厚みの分だけ後退することを知っておかないと隙間が生じる。

巾定規はカッター刃の角度が45度になるよう作られているほか、
直角部分に丸みがあり、僅かに円(1/4)を描くようになっているため───

・丸みが平面に戻る時、切断面の角度が垂直に近くなる。
・裁断後の寸法に前後分が少なく作業感が反映されやすい。

───こうした利点があるわけです。
自作も可能でしょうが透明なので床面に書いた印に合わせるのも容易で、
こうした利点から、時間短縮と作業の簡便化を優先するのも賢い選択でしょう。

買うか迷っていたのは、コーナーカッターと呼ばれる便利な道具もあり、
これは壁にドン付けして走らせるだけで切れる優れものだからです。
ただしプロでも使う高価な代物で、安い物すら数千円から。

柱を迂回したり角に合わせたりといった縦横を交える裁断のほか、
2枚目からの接合部、シートの模様合わせで全体的な難易度が高い。
道具で楽ができるなら……と考えるのも自然なことでしょう。

もともと先月末に買った地ベラを使っての裁断も可能ですが、
こちらは角度が任意で、力加減により大きくシワが寄って失敗しやすいとか。
結局ローコストで抑えて来た姿勢に立ち返り、巾定規の購入に踏み止まりました。

ようやく今後に購入するものは接着剤関係だけというところになり、
ここからの作業が"見た目"に直結することもあって緊張が増します。
現状でやるべきことは全て済ませておきたい。

まずは型紙かな。

  1. 2023/03/07(火) 23:59:00|
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悔いるも不孝

この日は一つ歳をとりました。

父が私をもうけた歳に並んでしまったのは親不孝と云うべきか。
今さら何か・誰かのせいではと考えるほうが親不孝なのか、
人間は存在そのものが大きな悩みだと云うことにしよう。

お米が尽きていたので買い出しに出た帰り、畑で大根を収穫すると、
菜園仲間でもある小父さんが押切を借りたいと云って来ました。

「オーイ、あれあるか」
「その上のボックス」
「これか」

この人に押切を貸すと手入れをされて戻って来ます。
それが目的で貸すわけではないものの、一方で私が押切を使う頻度は少なく、
残渣を細切れにする時くらいであるわけですが───

「去年やろうと思ったけど、やらず終いだった」
「何を?」
「隼人瓜(はやとうり)のツル」

───こういった作業には適した時機というものがあります。
時期ならぬ時機……すなわち水分が飛んで枯れてしまう前にです。

「あーんなもん、すぐに切らなきゃアカンわ」
「そう、もう埋めるしかない」
「でなきゃ佃煮にして食やえぇな」

「食わすか(食えるか)そんなもん! 作ったら食えよ絶対に!」
「ガハハハハ、そりゃそうと晩白柚(ばんぺいゆ)食うか」
「あ、欲しい欲しい」

こういう軽口を叩き合える関係は心地よいです。
晩白柚は世界最大の柑橘類とされ、体積の半分ほどが分厚い皮。
収穫後、半月くらい放置して「小さくなった?」と思える時が食べ頃です。

あのツルを埋める穴を掘らなきゃならんのか……半日仕事だな。

  1. 2023/03/06(月) 23:59:00|
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「はよ!」

この日は昨日の早番と残業で消耗していたのか休んでばかりでした。
定休日の使い方としては正しい気がする一方、なんだか納得できない。

パテ埋めした箇所の均しを仕上げようと思いましたが、
もう殆ど必要ないくらいで、これで完了にしようと思います。
ここからは柱や角などの「真っすぐではない箇所」が相手です。

何か云うと、クッションフロアを切る際に障害となる箇所。
一直線にカッターを走らせるだけでは裁断できないので、
幾つかの手段で綺麗に型取りをする必要があります。

数日前から動画などで予習していますが、苦戦のほどが窺い知れる。

・手直し前提、失敗上等、まぁこんなもんでしょの勇敢な人
・プロが使う道具で一発解決する資金に余裕がある人
・膝を打つような工夫で綺麗に仕上げる人

始めないことには失敗も出来ないか。

  1. 2023/03/05(日) 23:59:00|
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普通の暮らしが遠い

この日は副業の早番を担当しました。
もとの当番であった正社員が有給消化で休まねばならず、
急きょ代役を頼まれたのが数日前で、昨年から数えて三度目です。

たった1時間の早出とは云え、私の場合は残業も確定しているため、
契約時間の前後で2時間分の労働が追加されることとなります。

とは云え、始業前の誰もいない構内は気楽で楽しい。
皆の作業が楽になる工夫を考えたり、ちょっと手間を加えたり。
結局、私はこうして目に見える形で変化をもたらす作業が好きらしいです。

こうして就労時間帯の前後に私が居るようなことが増えると───

「いずれ**営業所の不寝番なんて呼ばれるのかな」
「もう呼ばれてそう」
「『七片さんって何時に来ても居るよね?!』とか」

───笑えない。

  1. 2023/03/04(土) 23:59:00|
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みのあかし

この日は母を伴ってマイナンバーカードを受け取りに行きました。
もともと二人して自営業なので確定申告に必要ではありましたが、
通知カードだけでも事足りていて日延べしていたのです。

私は運転免許があり、さりとて必要に迫られることはなかったものの、
母は免許の類がなく移動の足は自転車だけという人でしたので、
これをもって顔写真つきの身分証を持つに至りました。

私が運転免許を持ったのは二十歳の時で、原付の免許が最初でしたが、
高校の時には危険物、成人してからはバイクにフォークリフトに……と、
イラストレーターとは無関係な免許証ばかりが増えています。

そうすると「身分を証明するもの」としての免許証が"普通"の感覚ですので、
人生の終盤で初めて手にする母は、私とは違う感慨があるようでした。

ところで顔写真は壁に白いB紙を貼って自宅で撮影したものですが、
思ったより影が写り込んでしまったため、その後にCGソフトで編集し、
不自然な感じにならないよう編集しています。

「どうですか写真は」
「うん、いい感じ」

なんとか確定申告前に間に合ったので、少し楽ができそう。

  1. 2023/03/03(金) 23:59:00|
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他人の労働は軽んじられがち

この日は毎週恒例である副業の激務です。
あらかじめ強壮剤を飲むなどして臨むわけですが、
そうした事前対策でも体力を使い切るくらいには忙しい。

そんな中、現場にて個人の判断が面倒な作業があり、
これによって「報告するか否か、社の負担とするか否か」が分かれるため、
ついては「よほど酷くなければ基本的に報告は必要なし」となりました。

「その『酷いかどうか』が問題なんだけどね」
「そう思うでしょ?!」

現場仲間である女性もカンカンです。

そして酷い場合は私のような補助員から正社員に報告へ───となり、
ただでさえ物量に圧倒されがちな現場に、また作業が増える……と、
一部では反発が起こっているようでした。

「まぁ、とりあえず従ってみるしかないね」
「そしたらMさんが『七片さんにやらせればいい』って」
「は?」

なぜそこで私の名前が出る。
そのMさんは他の面子より1時間遅く出社し、定時で帰る人です。

「私はどっちも反対って云っといた」
「……よっぽど僕がヒマそうに見えるらしいね」

ヒマに見えるなら楽な仕事でしょうし、
楽して稼げる仕事なら代わって欲しいことでしょう。

代わってくれ、ぜひとも。

  1. 2023/03/02(木) 23:59:00|
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