第2段階のスタイロフォームを微調整しつつ仕込み開始。
以下の図ではピンクの範囲となります。
自作スチロールカッターでの切り出しも板についてきましたが、
もとの古い根太は経年で変形していることがあり───
・真っすぐに見えて反っている
・左右の両端で高さが異なる
・痩せる
───といった形状や質量の変化に加えて、
想定していなかった変形が一筋縄で済ませない。
・断面が斜めに変形している
……これは困ります。
要するに角材の断面が平行四辺形になっているため、
スタイロフォームを押し込むほどキツくなる箇所があるのです。
断熱が目的なので隙間が少ないほうが好ましい一方で、
スタイロフォームは圧し潰すと元に戻りづらい素材でもあります。
よって「少々大きめに切り出して押し込んで隙間を埋める」のは望めない。
平行四辺形になっていると、事前の寸法測定だけでは不足です。
大きめの切り出しに限界がある以上、仕込み直前の微調整が必要になる。
そしてスタイロフォームは削ると散らかる!
ヤスリがけすると小麦粉をぶち撒けたように粉だらけです。
アイロンで薄く溶かすことも考えましたが、これは調節が難しい。
それでも何とか仕込みを終えました。
ただし第2段階の25%程度……まだまだです。
隙間はウレタンフォームしかないかな。
- 2021/04/30(金) 23:59:00|
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本業が少々行き詰ってしまったので、修繕を少し進めました。
第1段階と第2段階の間には、大引を境界とした接合点があり、
そこではスタイロフォームの形状が受け継がれます。
分かりやすく云えば、ちょうど凹凸のような合わせ目を持つため、
第1段階が凸型である場合、続く第2段階は凹型でなければいけません。
それも箇所によって寸法が異なるため、それぞれ切り出す必要があります。
よって、第2段階を半分ほど終えてしまわないと第1段階が完了できない。
今日は第2段階で仕込むスタイロフォームの切り出しを終えました。
採寸は先日に済ませてあります。
自作のスチロールカッターも大活躍。
こんな道具を自作できてしまうのは、すべてネットのおかげです。
スタイロフォームを切断し続け、合計10本を切り出し。
あとは各所に合わせて高さと形状の微調整です。
これを終えれば、ようやく構造用合板が敷ける。
どうか滞りなく進みますように。
- 2021/04/29(木) 20:50:48|
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予報より半日ほど早く雨が降ったので、ビーツを植える畝を立てるため、
起き抜けに少しだけ畑へ繰り出すことになったのですが……。
母が実家から出ては入るを繰り返す。
「開けたり閉めたり何回やってるの、鳩時計か」
「あはははは」
火元の確認に最低2度は出入りする人です。
ところで近頃、屋内外を問わずに同じ昆虫を発見します。
はじめて見たのは引っ越す前でアパートのベランダでしたが、
子供時代に見たことはないし、よく見るようになったのが最近の話。
そこらの草花にとまっているカメムシと比して大型で、
5円玉くらいの体長があり、黒っぽいので室内では発見しやすい。
大きいにも拘わらず、室内に侵入した瞬間が分からない。
「いつの間にか居る」という、虚を衝くようなところが不気味です。
先日はトイレの窓枠、本日は自室の窓枠に居ました。
カメムシというと悪臭を放つ点を挙げられ、
このクサギカメムシも例外ではなく、むしろ酷いらしいのですが……。
私は一度も嗅いだことがないため、酷さのほどは知らずにおります。
それにしても、ここ数年で発見する機会が増えている。
原因はともかく子供時代はクマゼミの死骸を見ることすら稀でしたが、
こんな調子で「昔は見なかった生き物」が周囲で増えているのでしょうか。
……体内の菌類にも居たりして。
- 2021/04/28(水) 23:26:00|
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妹の買い物に付き合って100円ショップから出ると、
不意に見知らぬ老年男性が話を振って来ました。
私の白髪頭が「そう見えた」のかも知れません。
「あいつがさ、さっき、そこのをね」
「?」
声を掛けられるまで、私は店先に居たカラスを目で追っていたのですが、
彼は路面に落ちているゴミをつつくでもなく去ろうともせず、
周囲を気にしながら距離を測っているように見えます。
男性の話が見えずにいると、指さす方向に自転車の荷台。
ようやく分かりました。
「そこから取って道に置いて、つついてたんだよ」
自転車の荷台に載っていた買い物袋を漁り、
そこからハンバーガーを取り出し、路上でつついていたのです。
「えー?」
「そう、そこから」
男性は車で去ってしまいましたが、まだカラスは近づかない。
どうやら私との距離が近いため"獲物"から距離をとった様子。
そうこうしていると妹が買い物を終えて出て来ました。
「なに?」
「ちょっと待て、こいつが……」
「カラス? あっ! あーあーあー……」
私が3歩ほど下がったせいなのか、説明する間もなく、
カラスはハンバーガーを咥えて飛び去りました。
「おお、持ってっちまった」
「えぇぇ? あれで飛べるの?!」
数十秒後、次いで店から出て来た女性が件の自転車へと近づいて行きます。
この後「買ったはずなのに入ってない」となるのも気の毒なので、
余計な世話と知りつつ声を掛けることにしました。
「あの」
「はい?」
「カラスが、その買い物袋を漁ってハンバーガーを持って行きました」
「……」
「ついさっき、目の前で」
「えっ、あれっ……ないみたい……ですけど、えぇぇぇ? 本当だ、ない……」
「あっははは」
「えぇぇ~? あの、ありがとうございます~」
「いえ、僕らは何も」
妹が居たので怪しまれずに済みました。
礼を云われてしまいましたが、見ていただけとは云えない。
一羽で食べきれる量とは思えないけど、彼にとっては御馳走だったことでしょう。
- 2021/04/27(火) 23:48:28|
- 生物
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今日はゴミ出し。
修繕で生じたカンナくずは堆肥に使うつもりです。
修繕はお休みですが、全行程の「半分より手前」まで進んだので、
ここで全体を工程分割し、おさらいしてみます。
左から数字の順に、第1段階、第2、第3と大別します。
当初の予定では綺麗に縦の3分割になるはずでしたが、
既存の根太における継ぎ目の問題で、工程が前後した結果───
───今後の工程別に根太の配置のみを表示すると、こんな感じに。
根太の継ぎ目をずらすため、第1段階の下から3本は第2へと伸び、
それに伴って第2・第3の根太も右へとスライドしています。
第2段階は面積として最も広く、そして長い根太のみ使う工程です。
角材は微妙に曲がっていたり、あるいは捻じれていたりするので、
「設置=真っすぐ」という先入観を捨てねばなりません。
そして第3段階は未知数な部分が多い。
食器棚を移動させてみないと床下の様子が確認できません。
さらに床下収納のハッチ(上げ蓋)も修繕対象となります。
この修繕では床全面に構造用合板(厚さ12mm)を敷くため、
これに合わせないと、ハッチだけ12mmほど低くなるためです。
食器棚を移動するためには、第2段階までを終えているのが理想。
あとは仮の足場としてベニヤを敷いて未修繕を保護した後、
食器棚を移動すれば大きな目標の一つを消化できます。
先が見えて来たけど、まだ長いなぁ。
- 2021/04/26(月) 23:59:00|
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午前中から修繕を進めました。
今回は難関である「見えない根太の固定」です。
下図においては、シンク近くの捨て貼り下を通る赤い2本の根太です。
ここは捨て貼りを剥がせません。
シンクが根太の上に設置されているためノコギリを入れられず、
挿した根太がズレても傾いても、捨て貼りの下なので見えません。
それでも、せめて捨て貼りの固定だけは必要です。
シンク前は左右に歩き回るため、床下で根太がガタガタ動いては困る。
第1段階から数字を出して───
「理屈の上では、ここに根太が通っている」
───という、目視による確認を捨てた手段しかありません。
同時に、見えない根太を一時的に固定する必要があります。
まず下図の緑色部分のように2つの治具を作る。
赤い根太を手前に引いて治具に押し付ければ、とりあえず配置が固定できます。
そして数字から出した中心と間隔に木ネジを打つ。
……上手く行ったと思いたい。
何しろ見えないので確認できません。
そして下にある長い根太を固定し、第2段階の半分くらいが済みました。
そんな最中、第1段階のスタイロフォームを踏み抜いたりしました。
仮の足場を置かなかったので、うっかりバキッと……。
やらかすなぁ、何か必ず。
- 2021/04/25(日) 20:46:00|
- DIY
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この日は仕事も修繕も畑もやらず、疲れていて合計12時間も眠りました。
週末は上長が休みなので(自主的に)残務を片づけることにしていますが、
このところ現場では欠員続きで負担が増しています。
そして来週───
「私、火曜日に休むから」
「私も火曜から休み、月曜は出るね」
───こんな感じです。
そして連休前なので仕事量が多い。
私はどうするかな……皆の休みが終わった後にするか。
それだと家族の休みに合わなくなるので、それはそれで不便。
どうせ本業か修繕か畑をやっているだけですが。
休みに休まなくなったのって、いつからだろう。
- 2021/04/24(土) 23:59:00|
- 日常
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昨日の記事で「厚さ50mmのスタイロフォームが残り少ない」と書きましたが、
母の仮眠室に保管していた2枚分を発見し、なんとかなりそう。
第2段階で買い足す必要はないかな。
今日は副業後に畑へ行き、正午過ぎまで作業でした。
ついでに母から頼まれた鍬(くわ)の柄を直したりしています。
私が使う鍬は一般的な鍬ですが、母が好んで使うものは少し大きい。
大正鍬のように刃が長く、しかし刃の縁が丸く削れています。
はじめから丸いのか、使い込まれて丸いのか。
いわく、土を多めに掬(すく)えるので畝を立てやすいのだとか。
しかし柄が折れてからは長いこと使えずにいました。
鍬の柄って、意外と割高です。
ましてリサイクル店で捨て値の中古が買えたりするので、
直して使うより買った方がマシ───なんてこともあります。
そして鍬の柄は2種類に大別でき、柄の先が丸いものと四角いものがあり、
ほかの鍬がダメになった時に使っていた四角いものが一本だけ乗っている。
ただし母の鍬の柄は丸棒。
丸の柄を買うか、直すのを諦めるか、四角い柄を加工するか。
結局、持ち帰って丸く削ることにしました。
カンナやサンダーで削り、目釘を打ち込み、防腐剤を塗って完了
お気に入りの鍬を使えるようになった母は嬉しそうでした。
さて、次はビーツと大根の用地を確保しないと。
- 2021/04/23(金) 23:59:00|
- 菜園
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このところ畑は母に任せているため(体調的に)少し不安です。
無茶が利かない年齢なので私が代わるべきですが、修繕もある。
さらに仕事もあって時間の作り方が問われます。
さて修繕ですが、現状は以下のとおり。
水色の部分はスタイロフォームを仕込んだ第1段階の範囲。
ここは少しだけ残して捨て貼りで"蓋"をしても構いません。
そして第2段階となるのが、その右にあるピンクの範囲。
現状で最も広く、同時にスタイロフォームが大量に必要な範囲です。
ここから幾つか問題があります。
一つ目の問題になるのがスタイロフォームの残量。
すでに厚さ50mm材の殆どを使ってしまい、残りは20mm材しかない。
これについては、今のところ20mm材を重ねて使うつもりです。
厚さが足りない分(2~3mm程度)は、下駄を履かせれば十分でしょう。
それでも在庫が十分ではないので、また追加購入せねばなりません。
二つ目の問題は、下図における第3段階の赤い範囲です。
この部分は特にフローリング(捨て貼り)が傷んでいてベコベコ。
この赤い範囲の何が問題になるのかと云うと、
「食器棚を持ち上げて運ぶ際、床を踏み抜く可能性がある」点です。
踏み抜かないための修繕なのに、とどめを刺すことになる。
この範囲には、副業現場でもらった薄い合板を敷く予定です。
それで十分なのか分かったものではないのですが……。
まぁ、今までに比べたら対処が分かっているだけマシかな。
- 2021/04/22(木) 23:59:00|
- DIY
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本業だけの一日でしたが、あまり進まなかったので不満です。
文句をつける気にもならない快晴が不満を増大させます。
いっそ畑で暴れていたほうが有意義だったかも。
現在の本業は、短期的に通常とは異なる作業をしています。
あえて数年前までの"描き方"に戻す必要があるのですが、
当時は普通にやっていたことを、今やると疲れる。
仕事の上で「こうすると上手く描けるかな」とか、
「こうすれば早く仕上がるかな」といった努力は常に模索します。
その結果が現在の手法であり経験となっているわけですが……。
一方で、古い手法に戻すと異常に時間を浪費します。
かつて難なく消化して来たことを、まるで初めて試すかのように。
抜け落ちた習慣であっても、体のどかで憶えている。
忘れてしまうわけではない反面、たやすく引き出せるわけではない。
長いこと開閉していない扉の蝶番みたいです。
「感覚に"慣れ"というものはなく、ただ麻痺しているだけ」
どこかで聞いたような。
- 2021/04/21(水) 23:59:00|
- 創作
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