第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

破壊と再生

「年明け前には」と思っていたのに転居もあって日延べを繰り返し、
いよいよ期限が迫って、ようやく籾殻を調達しに行ったところ、
最終日の翌日で入手できずに帰ったのが十日前。

地元の農協関連施設で籾殻を調達できるのは施設A・Bで2ヶ所。
これまで秋から冬にかけて無料開放日を頼りにして来ましたが、
一昨年は調達を忘れ、昨年は私の転居で時間を作れずに居たわけです。

最終日を過ぎた施設Bでは調達できなくなりましたが、
もう一つの施設Aは屋外に籾殻を堆積しているだけの場所です。
あるいは……と思って聞いてみることにしました。

「恐れ入ります、***での籾殻の無料配布は……もう終わりでしょうか?」
「えぇと、施設のゲートは閉じてますが横から入れますので───」
「はい」

実は少し前に施設Aへ行きましたが、ゲートが閉じていて引き返したのです。

「そこから出入りすれば持ち帰っていただくことは可能です」
「え……勝手に入っちゃっていいんですか?」
「えぇ、結構ですよ~」

ここで調達できる籾殻は少々変り種です。
こんもり積まれた籾殻の山は、表層は乾いた籾殻に覆われ、
下層へ進むほど水分を含んで堆肥化されている構造。

この施設では"ヤタ"と呼ばれ、籾殻だけでなく籾屑(もみくず)や、
その他の植物から生じたものが混入し、さらに昆虫やバクテリアが絡みます。
そこに屋外放置の風化が加わり、通常の籾殻より分解が進んでいるのです。

そして、この環境を利用している昆虫がカブトムシ。
まるまる太った幼虫が出て来たりするのでギョッとしますが、
彼らが湿った籾殻をむさぼり、さらに堆肥化が進むという格好です。

普通の籾殻を菜園に仕込むと、堆肥化までに1年くらい必要になります。
この時間を節約できるわけですから、私たちにとっては宝の山。

今回の調達は諦めていたのに、なんとか成功。
本来なら年末までに無料開放を終了しているはずですが、
利用者が減っているのか、思ったより消化できなかったのが理由でしょうか。

いずれにしろ低コストで抑えている私たちには嬉しいことです。
野菜の残渣だけでは堆肥化が進みづらく、化成肥料で土が固くなるので、
ここで贅沢にヤタを仕込んで土壌改良を図りたいところ。

あとの問題は風か……。
どうにかならんのか、この強風は……もうすぐ2ヶ月だぞ。

  1. 2020/03/24(火) 23:59:00|
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